＜cash & barba＞のデザイナー、石川俊介はカシミヤの生産地であるモンゴルを何度も訪れている。今回の写真展では、広告や雑誌で活躍するTakeuchi氏がモンゴルを旅し、撮影した風景や人物写真を展示する。特に、彩色が豊かでありながらも乾燥した気候により色褪せた冬のモンゴル風景が印象的である。

また、写真からのインスパイアを元にスタイリストの安西こずえ氏がディレクションを行い、Takeuchi氏が撮影したc&bの2024AW LOOKビジュアルも展示する。竹内氏は、「パブリックイメージよりもずっと色彩に溢れたモンゴルの風景や街。そこには色味豊かな＜cash & barba＞のブランド像も重なった」と述べている。

Takeuchi氏はモンゴルでの旅行を思い出す際、ローリング・ストーンズの”She’s a Rainbow”が頭に浮かぶと話す。その感想を基に、今回の写真展のタイトルは「色を編む」と名付けた。

11月16日（土）には、フード関係の特集記事などを手掛けるエディター・ライターのariko氏が自家製のアップルケーキを数量限定で販売する。また、同日にはスタイリングを行った安西こずえ氏も来場し、スタイリングのアドバイスを提供する予定だ。

展示会詳細
cash & barba
Yuji Takeuchi 写真展 「Weaves the Colour」
開催日 : 2024年11月16日（土）、17日（日）
場所 : エグジステンス プレスルーム　（東京都目黒区上目黒 1-7-5）中目黒駅より徒歩4分。
時間 : 12:00〜19:00

竹内裕二（Yuji Takeuchi）
広島県出身。ホンマタカシ氏に師事し、独立後の2016年に株式会社 BALL PARK設立。雑誌、広告等を中心に数々の女優、俳優、モデルを撮影。ファッション動画、YouTube、イべントのディレクションを手掛ける。無類の野球好き。
http://ball-park.co.jp
https://betterdays-stadium.com

ariko
人気ファッション誌を担当するエディター、ライター。インスタグラムでのセンスあふれる料理の写真と食いしん坊の記録が話題を呼び、「おいしい情報なら間違いない」と信頼される存在に。レシピ本を多数刊行している料理家でもある。著書に『arikoの食卓』シリーズ(ワニブックス)、『arikoのごはん』、『arikoのおいしいルーティン』(講談社)、『ありこんだて』(光文社)。最新著書 『添乗員ariko まだまだ日本のおいしい旅』（講談社）が2024年11月29日に発売。

安西こずえ
大学卒業後、アシスタントを経て2000年に独立。メンズ誌のスタイリングからキャリアをスタートし、女性誌に移行して数々のメディア、広告で活躍。近年はスタイリストの枠に収まらない幅広い活動を展開中の人気スタイリスト。