QUI

NEWS

横浜美術館が3/15(金)にリニューアルオープン。同日より第8回横浜トリエンナーレ「野草:いま、ここで⽣きてる」が開催

Mar 13, 2024
横浜美術館が3/15(金)に3年の時を経てリニューアルオープン。同日より第8回横浜トリエンナーレ「野草:いま、ここで⽣きてる」が開幕。

横浜美術館が3/15(金)にリニューアルオープン。同日より第8回横浜トリエンナーレ「野草:いま、ここで⽣きてる」が開催

Mar 13, 2024 - NEWS
横浜美術館が3/15(金)に3年の時を経てリニューアルオープン。同日より第8回横浜トリエンナーレ「野草:いま、ここで⽣きてる」が開幕。

横浜美術館は、2021年3月より2024年3月まで、開館以来初の長期休館をし、大規模改修工事を行った。横浜美術館を象徴する大空間「グランドギャラリー」を中心とする無料エリアは、より自由でひらかれたエリアとなって生まれ変わる(2025年2月完成予定)。

広大なエントランスホールである「グランドギャラリー」と、美術館の前に広がる「美術の広場」に面した諸施設により構成される「じゆうエリア」の整備を2024年11月から2025年2月にかけて、順次リニューアル。広場からも中のようすを見ることのできるガラス張りのギャラリーも新設。また、これまで3階にあった美術図書室を地上階に移し、広場から気軽にアクセスできるようになる。

「グランドギャラリー」内にエレベーターを1基増設したことで、ベビーカーや車いすでの館内移動もいっそう快適となり、誰もが思い思いにくつろぐことのできる空間となる。

 

じゆうエリア(イメージ図) 画像:乾久美子建築設計事務所

撮影:新津保建秀

撮影:新津保建秀

撮影:新津保建秀

撮影:新津保建秀

 

同日より開催する「第8回横浜トリエンナーレ」

「第8回横浜トリエンナーレ」が、3/15(⾦)に開幕。リウ・ディン(劉⿍)、キャロル・インホワ・ルー(盧迎華)の⼆⼈がアーティスティック・ディレクター(以降 AD)に就任。

横浜トリエンナーレは、ミッションの一つに「現代アートの良質な入門編となること」を掲げている。第8回展のテーマは、「野草:いま、ここで生きてる」“Wild Grass: Our Lives”。

ADの二人は「野草」のコンセプトを、日本にゆかりの深い中国の小説家、魯迅(ろじん)の詩集『野草』(1927年刊行)からとった。約100年前、時代の波に翻弄(ほんろう)された魯迅は、絶望の中に小さな希望を見出す自らの生き方を、もろくて無防備で、しかし同時にたくましく生き延びる力を持つ野の草にたとええた。コロナ禍や戦争、環境破壊や経済格差、そしてインターネット上にあふれるフェイクニュースや自己責任論――わたしたちの日々の暮らしもまた、数々のむずかしさを抱えている。

この展覧会は、魯迅の時代を出発点に、東西冷戦の終結など、今日の息苦しさを生む原因となったいくつかの歴史的なできごとをたどる。これらを手がかりに、世界中から集まる現代アーティストたちの作品を通して、今ここにあるわたしたちの生き方をふり返り、その先にきっとある希望を来場者とともに見出す。

 

開催概要|第8回横浜トリエンナーレ「野草:いま、ここで⽣きてる」
アーティスティック・ディレクター:リウ・ディン(劉⿍)、キャロル・インホワ・ルー(盧迎華)
会期:2024年3⽉15⽇(⾦)ー6⽉9⽇(⽇) 開場⽇数:78⽇間 休場⽇:毎週⽊曜⽇(4/4、5/2、6/6を除く)
開場時間:10:00ー18:00 (⼊場は閉場の30分前まで)| 6⽉6⽇(⽊)ー9⽇(⽇)は20:00まで開場
会場:横浜美術館、旧第⼀銀⾏横浜⽀店、BankART KAIKO、クイーンズスクエア横浜、元町・中華街駅連絡通路
主催:横浜市、(公財)横浜市芸術⽂化振興財団、NHK、朝⽇新聞社、横浜トリエンナーレ組織委員会
公式WEBサイト
Instagram:@yokohama_triennale

NEW ARRIVALS

Recommend