RAINMAKERが新たな展開を発表 、2024年秋冬シーズン以降のコレクション発表の場をパリへ
コレクション発表の場をパリに決意したことを受けて、<RAINMAKER>は「2019年のTOKYO FASHION AWARD受賞を機に東京ファッションウィークでのコレクション発表を開始し、それ以降も同ファッションウィークでのコレクションの発表は新たなお客様と出逢う“きっかけ”となっていた。今後は既存のお客様はもちろんのこと、これまでリーチすることができなかった多くの人たちに向けて<RAINMAKER>のクリエーションを届けたいという想いからフランス・パリでのコレクションの発表を決意した。」と語っている。
<RAINMAKER> 2024秋冬コレクション
1920年代の東西史を横断し共通する意識への考察を行い、その中で日本における「直線断ち」や「民藝運動」、西洋における「アール・デコ」や「抽象画」に着目。平坦で直線的に構成される和装における裁断法と、単純な直線と曲線、幾何学的形態に特徴づけられるアール・デコ様式は、共に本質的かつ普遍的な「美」を有します。この合理的で美しい「普遍美」は先人たちの知の集積とも言える、生地を余すことなく有効利用する裁断法や単調なフォルムとライン構成によって表現されており、<RAINMAKER>の本コレクションにおいても随所に取り入れ構成した。
本コレクションの象徴的なテキスタイルは画家・河合浩氏との協業によるオリジナルの図案を採用。「画面に浮かび上がるものを逆らわずに掴み取り、なんでもない線や形をそのまま受け止められるようなものが描きたい」と語る氏の無為のアートワークから民藝性を感じ取ることができる。また1920年代にヨーロッパで流行した、ダンスの際に動きに応じて輝きを放つビーズやスパンコールなどの衣服の装飾に着想を得て、京都西陣織や革織物を用いながらタキシードウェアもコレクションを象徴するアイテムとなっている。
RAINMAKER
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