All Bluesがパリで開催されたPeter Doの2024年春夏コレクションショーのために特別にデザインされたコレクションを11/8(水)に発表
このコレクションには、イヤリング、リング、ブレスレット、チョーカーネックレスなど、計11点のアイテムが含まれている。これらのアクセサリーは、スウェーデンのストックホルムでリサイクルされた地元産のスターリングシルバー925を使用し、熟練の職人によって手作りされている。なお、このコレクションは<All Blues(オールブルース)>の公式ウェブサイトで購入できる他、ストックホルムのフラッグシップストアや東京のドーバーストリートマーケットギンザでも販売される。
ジェイコブ・スカラッゲとピーター・ドーは、2017年にニューヨークで出会い、お互いのブランド・アイデンティティに共通のつながり、理解、そして野心を見出した。この出会いを契機に、彼らは数年にわたり持続的な対話を続け、削減、モジュール化、着用可能性などのアイデアやテーマを探求してきた。そして、今シーズン、ドーは スカラッゲを専属ジュエリー・パートナーとして迎え入れた。
彼らはお互いの直感、ビジョン、プロセスを信頼し、このコレクションはこれらの基本的なコンセプトを中心に有機的に発展していった。スカラッゲはドーの大胆なミニマリズム、自信、そして明快さに感銘を受け、それに導かれた。「彼は、典型的な作品に繊細でありながら印象的なデザイン要素を加え、フォルム、技術、シルエットを現代的なものに昇華させている。Pピーター・ドーのチームの才能には、愛と尊敬の念を抱いている。同じ視点を共有することで、すべてが純粋なエネルギーとなるのだ。」
ピーター・ドーの2024年春夏コレクションに見られるアイディアがジュエリー・デザインに解釈されている。例えば、フロントに縦に切れ目を入れたパンツ、裏地を露出させたチョップド・ブレザー、幾何学的なインターシャ・ニットのカラーブロッキング、サテンとレザーのグラフィック・パネル、ドーのこれまでのコレクションに見られる「ライン」モチーフ(彼自身の前腕のタトゥーでもある)が挙げられる。このシグネチャー・ラインは、各作品に施された直線的なエングレーヴィングによって、金属細工にも反映されている。ドーのテーラリングのように、作品はモジュール化され、遊びやスタイリングによって印象が変化する。例えば、リングやフープは、ひとつひとつだけでなく、重ねて新しいプロポーションを楽しむこともできる。
ランウェイで際立つ存在感を放っていたジュエリーは、オーバーサイズのチョーカーで、このシリーズの中で最も大胆なプロポーションを誇り、フープクロージャーは単なる装飾ではなく、視覚的な構成要素として重要な役割を果たしていた。
All Bluesの創設者ジェイコブ・スカラッゲは、ピーター・ドーと彼のチームとの協力について次のように述べる。「ピーターと彼のチームと仕事をしていると、彼らが非常に野心的で、小規模で、独立していて、しかも本当にいい人たちだという、稀有な組み合わせを持っていることがよくわかる。そして、彼らは技術と品質にこだわっている。彼らは、過剰生産を避けるために地元での生産に全力を尽くす一方で、常に自分たちのデザイン・ストーリーに忠実である。このことはすべて私自身の野心と共鳴するものです。All Bluesの核となる部分は、細心のクラフトマン シップを提供し、私たち自身がその一員でありたいと思うようなコミュニティを作り上げることなのである。」
「このコレクションは、ジェイコブとの友情から生まれた。私たちは長い間、お互いのブランドの価値観に通じる特別なプロジェクトを共に作ろうと話し合ってきた。ふたりとも、誠実で長く愛用できる製品を大切にしている。ジュエリーは私にとって常に非常に個人的なものであり、人々に愛され、身につけられ、日常生活で楽しまれ、大切にされ、将来の世代に受け継がれるよう願っている。」とピーター・ドーは述べる。
About All Blues(オールブルース)
品質と進歩を追求するAll Bluesのジュエリーは、理性と感情の対話から生まれる。2009年に設立され、ストックホルムを拠点に、クラフトマンシップ、コミュニティ、好奇心のプラットフォームとして機能している。All Bluesのすべてのアイテムは、伝統的なワックス・キャスティングと3Dプリンティングを組み合わせた手法で、地元の金細工職人によって少量ずつ手作業で丁寧に作られている。すべてのアイテムは、スウェーデンで調達されたリサイクル925スターリングシルバーと24金で製造されている。
About Peter Do(ピーター・ドー)
ピーター・ドは、2018年にニューヨークで設立された。彼のデザインは、人々の複雑な生活に適応するために縮小のプロセスを経て、あらゆるディテールがテストされ、洗練されている。ピーター・ドは、思慮深いデザインを通じてファッションの新しい未来を創造することに専念している。
ベトナムのBiên Hòaに生まれ、14歳でフィラデルフィア郊外に移住したピーター・ドは、ニューヨークのファッション工科大学でファッションデザインを学び、2014年には第1回LVMH Graduate Prizeを受賞した。CélineのRTWアトリエの後、Derek Lamでも経験を積んだ。