Sébastien Meunier（セバスチャン・ムニエ）は1998年にファーストコレクションを発表。その後、1999年に自身の名を冠したメンズブランドを設立し、Maison Martin Margielaでのヘッドデザイナーを務める傍ら、自身のブランドを2006年まで発表を続けていた。それらの洋服は、まるで男性の新しい分野を追求したデザインで、人間が持つ「セクシャリティ」をあえて押し出したような、どこかロマンティックな表情が伺える。ジェンダーニュートラルな美学を、身体を用いてアート的感覚と融合させ、ファッションで表現した先駆者でもあるだろう。

そんなSébastien Meunier自身が所有していた100点を超えるアーカイヴピースを「LAILA TOKIO」が継承し、展示・販売を実施する。ブランド設立前のファーストコレクションや、ショーピースを含む、大変貴重なコレクションとなる。一部の商品はオンラインサイトでも発売予定となり、世界中から購入が可能となる。

会期：2023年8月18日(金)〜31日(木)
会場：LAILA TOKIO 東京都渋谷区渋谷 1-5-11 2F
公式ホームページ：https://laila-tokio.com

About Sébastien Meunier
1974年フランス、ヴェルサイユ生まれ。
1997年にパリのエスモードを卒業。
1998年にイエール国際ファッション&写真フェスティバルでファーストコレクションを発表し、マルティーヌ・シットボン、フセイン・チャラヤン、ジャン・コロナが主宰するファッション審査にて1位を獲得。
1999年に自身の名を冠したメンズブランドを設立。
2000年にマルタン・マルジェラと出会い、MM6のヘッドデザイナーに任命される。
2005年より「Maison Martin Margiela」の全てのメンズコレクション、Line10とLine14のヘッドデザイナーを務めた。
2010年より「ANN DEMEULEMEESTER」のメンズコレクションのヘッドデザイナーに就任。
2013年に創設者でデザイナーのアン・ドゥムルメステールが退任。アンはセバスチャンをブランドのアーティスティック・ディレクターに任命し2020年まで務めた。