キャンペーンビジュアルは、＜LOEWE＞に集うアーティストやクリエイターのコミュニティにおける、人生、仕事、発想へのそれぞれの個人的な見解を、冷静沈着でありつつ少しずれた形で記録。

ユルゲン・テラーが撮影したこのキャンペーンでは、俳優やキュレーター、シンガー、モデルなど、様ざなカテゴリのキャストたち。北野武を筆頭に、俳優のオーブリー・プラザ、マイハラ・ヘロルド、ルース・ネッガ、マレー・バートレット、ソノヤ・ミズノ、音楽家のデヴ・ハインズ、モデルのシャオ・ウェン・ジュ、アーティストのナイリー・バグラミアン、ク・ジョンア、キュレーターのハンス・ウルリッヒ・オブリストの11人が被写体を務めた。

オーブリー・プラザ

シャオ・ウェン・ジュ

このキャンペーンは、＜LOEWE＞とユルゲン・テラーとが継続して行ってきたコラボレーションの新たな試みであり、生の視線、乾いたユーモアのセンス、身体とポーズに対する彫刻的アプローチを際立たせてミックスしている。それぞれの写真には、ユルゲン・テラー自身のアーカイブ作品が写り込み、大きな支柱で支えて背景として使用。このような再文脈化された写真と野外のセットとのコントラストによって、ユーモラスで少し不条理な緊張感が生まれる。

マレー・バートレット

ハンス・ウルリッヒ・オブリスト

ユルゲン・テラーの一見ぶっきらぼうなポートレート写真は、還元主義的でありつつも豊かな表現力とエネルギッシュな勢いで、あらゆるものに命を吹き込む。

＜LOEWE＞を代表するパズルやパセオ、フォントトートなどのバッグに、新たなバリエーションやカラー、サイズで登場。また今や＜LOEWE＞のシューズを象徴するディティールが、チェルシーブーツの誇張したトゥや花びらのようなペタルトゥなどに備わっている。