QUI

NEWS

藤内裕司による自身の名を冠したブランド「TOHNAI」1stコレクション、22年秋に至極のコート1型よりスタート。

Oct 9, 2022
「Y’s for living」、「MARGARET HOWELL」、「MHL.」、「WISLOM」などさまざまなブランドの企画やデザイン、素材開発に携わってきた藤内裕司(トウナイ ヒロシ)による自身の名を冠したブランド<TOHNAI(トーナイ)>が22年秋に満を持してスタートする。

藤内裕司による自身の名を冠したブランド「TOHNAI」1stコレクション、22年秋に至極のコート1型よりスタート。

Oct 9, 2022 - NEWS
「Y’s for living」、「MARGARET HOWELL」、「MHL.」、「WISLOM」などさまざまなブランドの企画やデザイン、素材開発に携わってきた藤内裕司(トウナイ ヒロシ)による自身の名を冠したブランド<TOHNAI(トーナイ)>が22年秋に満を持してスタートする。

ファーストコレクションは藤内の特徴が最も現れるアイテム、コート1型のみ。

”MATERIAL GEEK”として業界内の異名を持つ藤内。たっぷりとした分量感を持つ、独自ルートで開発したウール素材2種を、生地の面白さを存分に生かすシングルベルテッドコートに落とし込んだ。
各ポケットはスマートフォンやロングウォレットにも対応した現代仕様となっている。
Designer’s comment
「物が溢れ、無いものは無い現代で、すでにあるすばらしい素材(生地、糸)のもつ良さや面白さを、感じられる服をつくりたいと思い「TOHNAI」というブランドをスタートすることにしました。
シワも美しく、歪みさえも愛おしい、陶芸作品のような服。ついつい捨てられずに10年、20年クローゼットに残り、思い返したように着たくなるそんな価値観をもった服をデザインします。
原料、糸、織り、編み、染色・整理、縫製と様々の工程を経て、服はつくられます。その工程に関わる方々との対話によって生まれるアイディアを大事にし、袖を通したときになんだか心地よく、程よい高揚感を感じられる、日常を生きていくための服、ほんとうに”ほしいもの”になれる服を提案したいと考えています。」

URLhttps://tohnai.jp/
Instagramhttps://www.instagram.com/tohnai_design/

展開店舗:CIRCLE(東京 青山)、TF(東京 祐天寺)、WAGAMAMA(東京 渋谷)、AIBN TOKYO(東京 中目黒)、Lapel(福島)、diaries(茨城)、6DIRECTION(岡山)、fabric(広島)

素材詳細
<FINE DOUBLE WOOL TWILL>
たっぷりとした分量感を持つ裏付きのウールコート。フード裏や前立て裏などには薄手のウールギャバジンを使用することでスッキリとした仕上げに。最適な位置に配置した袖のポケットと胸ポケットにスマートフォンやカードケースを、大きめな腰ポケットにはロングウォレットも収納可能。フードとウエストの共ベルトでシルエットをアレンジ。釦は本水牛、共ベルトはレザーのクルミバックル。
17.5ミクロンのニュージランドメリノ(SUPER140’s)を使い、細めの番手の糸でふっくらと心地よい厚みがある生地を目指して、接結糸に36中/2のシルクの糸を使い、美しい生地を開発。ダブルフェイスを織れる織機が少なくなり、その設計ができる職人さんも限られてきたが、デザイナーが諦めきれずに織ってもらった至極の一品。

<WASHED WOOL MELTON>
たっぷりとした分量感を持つ一重仕立てのウールコート。フード裏と下前立てのカーキのアクセントカラーがポイント。最適な位置に配置した袖のポケットと胸ポケットにスマートフォンやカードケースを、大きめな腰ポケットにはロングウォレットも収納可能。フードとウエストの共ベルトでシルエットをアレンジ。釦は本水牛、共ベルトはレザーのクルミバックル。
タテ、ヨコともに1/9.5の糸を繻子織りで織り上げたメルトンをさらに60℃のお湯で洗い込むことで、程よく織り密度が詰まり、心地よい起毛感を感じる風合いを表現。まるで何シーズンも着て体に馴染んだ感覚を初めて手にしたその日から感じられるコート。

デザイナー:藤内裕司(トウナイ ヒロシ)
Instagram: @hiroshi_tohnai
All Photo

NEW ARRIVALS

Recommend