東京ミッドタウン「TOKYO MIDTOWN DESIGN LIVE 2026」開催、19組のクリエイターが“みつめる”をテーマに集結
日常の風景をじっくり「みつめる」
「TOKYO MIDTOWN DESIGN LIVE 2026」は、グラフィックデザイナーの佐藤 卓をクリエイティブディレクターに迎え、「あたりまえの日常が、おもしろくなるデザインイベント。」をスローガンに掲げる。展示をはじめ、音楽、本、トークイベントなど多彩なプログラムを通して、日常に潜むデザインの魅力や価値にあらためて気づく機会をつくる。
東京ミッドタウンではデザインを「何かと何かのあいだを、適切につなぐもの」と捉え、プロダクトやグラフィックに限らず、暮らしや文化を形づくるさまざまなものの中にデザインが存在すると考えている。
2026年のテーマ「みつめる」は、多くの情報やイメージが行き交う日常のなかで、何かにじっくり向き合う時間や体験に着目。作品との距離を変え、ときには触れながら、素材や環境、身近な風景をさまざまな角度から見つめる体験を提案する。
19組による「DESIGN LIVE EXHIBITION」
メインコンテンツ「DESIGN LIVE EXHIBITION」のキュレーターを務めるのは、デザインジャーナリストの土田貴宏。芝生広場とガレリアB1・1Fを舞台に、国内外で活動する19組のクリエイターが参加し、それぞれの視点から「みつめる」を捉えた作品を展示する。

「世界のふるまいをみつめる」veig + 本多沙映
※写真は、本多沙映「Parallel Paradise」(2023)の様子

「ForestBank|Made in TOKYO MIDTOWN」狩野佑真
veig + 本多沙映による「世界のふるまいをみつめる」は、風景のなかに潜む差異へ目を凝らすことで、世界の理解の仕方を見つめ直す。狩野佑真の「ForestBank|Made in TOKYO MIDTOWN」は、廃棄されることの多い枝葉を水性アクリル樹脂とともに固めた独自素材「ForestBank」を用い、東京ミッドタウンの敷地内で生じた剪定枝も取り入れた作品。素材の表情と丸太の存在感を見比べながら、木の可能性や森と都市に共存する木々へと視点を広げ、身のまわりの自然に新たな価値を見出すきっかけをつくる。

「関係のレッスン - Dialogue with Trees -」TAKT PROJECT
TAKT PROJECTの「関係のレッスン - Dialogue with Trees -」は、人間の目的や計画から少し離れ、環境との対話から生まれるものづくりを探るインスタレーション。東京ミッドタウンに息づく植物を見つめ、3Dスキャンによる視点も重ねながら、そこから生まれる「手を加えたくなる衝動」を3Dプリンターなどで具現化。敷地をさまようような感覚を通して場との対話を促し、何気なく接してきた環境を見つめ直す体験へとつなげる。
このほか、畠中美緒「Spirale」、Akasaki & Vanhuyse「Carré」、寺山紀彦「Artificial and dried flowers that were arranged」、河内尚子「杉の台」、James Kaoru Bury「Ceiling」、辰野しずか「Inscribed Time」など、素材や生活、社会、人間を、それぞれの視点から「みつめる」作品が並ぶ。
音楽、本、トークへ広がるデザインの体験
展示に加え、会期中は音楽や本、トークを軸としたプログラムも開催される。

「DESIGN LIVE MUSIC」参加ミュージシャン・デザイナー

ライブの楽しみを彩るフードトラックも登場
10月17日(土)・18日(日)の「DESIGN LIVE MUSIC」では、川尻竜一や山口 央らデザイナーによるグラフィックを生かしたDJブースや演奏ブースが芝生広場に登場。FPM 田中知之、畳野彩加(Homecomings)、澤部 渡(スカート)、沖野修也、森田美勇人らが出演し、音楽と空間演出、ビジュアルを組み合わせたライブを展開する。

「DESIGN LIVE MARKET by 読の市」開催イメージ
10月24日(土)・25日(日)には、全国から書店や文具店38店舗が集まる「DESIGN LIVE MARKET by 読の市」を開催。新刊・古本、独立系書店、移動式店、文具店などが参加し、目的の本を探すだけでなく、棚を眺め、店主との対話を含めた多様な購買体験を提案する。子ども自身が一冊を選ぶ「オヒサマこども書店」や、クリエイターの推薦書を紹介する六本木未来会議「デザイン&アートの本棚」も展開される。

「DESIGN LIVE TALK SALON」登壇者(予定)
同じ週末には「DESIGN LIVE TALK SALON」も実施。永井一史、水野 学、田川欣哉、川上典李子、鈴木 元らを迎え、思考や制作のプロセスや発想の源泉、これからのデザインについて掘り下げる。10月25日(日)には、21_21 DESIGN SIGHTの企画展「方丈記に学ぶ – 生きるを編み直す小さな建築–」に関連し、養老孟司による講演「方丈記に学ぶ」も予定されている。
東京ミッドタウン各所に広がる展示
メーカーやクリエイターによる「DESIGN LIVE SUPPORTERS」も会場各所で展開。

うみのハンモック

Life Mobile -移動家具ユニットで生まれる新しい暮らし-
「JAPAN FURNITURE SHOW by IFFT 2026」のほか、2022年の「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH」で初公開された永山祐子建築設計による「うみのハンモック」、BASE TIMES kawaguchiによる「BTk Metal Garden ‐with Milano Air‐」、乃村工藝社による「Life Mobile -移動家具ユニットで生まれる新しい暮らし-」などが登場する。
※開催場所、期間はコンテンツにより異なります。

六甲ミーツ・アート芸術散歩 2023 beyond 柴田まお
また「六本木アートナイト 2026」とのコラボレーションとして、アーティスト・柴田まおによる《Camouflage Prints》をミッドタウン・ガーデンに展示。自然界に存在する迷彩構造を取り入れた彫刻が、見る位置や背景によって異なる姿を見せ、普段見慣れた風景へあらためて視線を向ける作品となる。
開催情報
TOKYO MIDTOWN DESIGN LIVE 2026
会期:2026年10月16日(金)~11月4日(水)
会場:東京ミッドタウン各所
主催:東京ミッドタウン
クリエイティブディレクター:佐藤 卓
ウェブサイト:https://www.tokyo-midtown.com/jp/event/designlive/
Instagram:@tokyomidtown_official
DESIGN LIVE EXHIBITION
会期:2026年10月16日(金)~11月4日(水)
時間:芝生広場 11:00~19:00、ガレリア B1 11:00~23:00、ガレリア 1F 9:30~23:00
会場:芝生広場、ガレリア B1/1F
キュレーター:土田貴宏
DESIGN LIVE MUSIC
日程:2026年10月17日(土)・18日(日)
時間:12:00~18:00 ※18日は17:00まで
会場:芝生広場・ミッドタウン・ガーデン
料金:入場無料
備考:雨天時の開催可否および開催場所などは変更する場合あり
DESIGN LIVE MARKET by 読の市
日程:2026年10月24日(土)・25日(日)
時間:11:00~18:00
会場:芝生広場、ミッドタウン・ガーデン、コートヤード
料金:入場無料 ※会場内での商品購入は有料
企画:第3回 読の市実行委員会
DESIGN LIVE TALK SALON
日程:2026年10月24日(土)・25日(日)
時間:14:00~19:00 各回60分+交流会30分
会場:インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター(ミッドタウン・タワー5F)
料金:入場無料
定員:各回80名程度
登壇者:永井一史、水野 学、田川欣哉、川上典李子、鈴木 元ほか
申込URL:https://tokyomidtown.peatix.com/events
協力:21_21 DESIGN SIGHT、公益社団法人 日本グラフィックデザイン協会、公益財団法人 日本デザイン振興会、一般社団法人 デザインシップほか
六本木アートナイト 2026 コラボ企画《Camouflage Prints》by 柴田まお
会期:2026年10月16日(金)~11月4日(水)
会場:ミッドタウン・ガーデン