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鈴木隆の個展「Scarlet」が8/8(土)からギャラリー・隙間で開催、初期作と空間に応答した新作を発表

Aug 3, 2026
<Hender Scheme(エンダースキーマ)>による「物々交換」をコンセプトとしたギャラリー・隙間で、2026年8月8日(土)から8月16日(日)まで、鈴木隆による個展「Scarlet」が開催される。本展では、1990年代後半に始まった《Scarlet》シリーズの初期作品に加え、隙間の空間に応答して制作された新作を発表する。

鈴木隆の個展「Scarlet」が8/8(土)からギャラリー・隙間で開催、初期作と空間に応答した新作を発表

Aug 3, 2026 - NEWS
<Hender Scheme(エンダースキーマ)>による「物々交換」をコンセプトとしたギャラリー・隙間で、2026年8月8日(土)から8月16日(日)まで、鈴木隆による個展「Scarlet」が開催される。本展では、1990年代後半に始まった《Scarlet》シリーズの初期作品に加え、隙間の空間に応答して制作された新作を発表する。

鈴木隆は、赤や青を用いた絵画作品を通して独自の色彩空間を探求してきたアーティスト。1980年代に鉄を用いた彫刻家として活動を始め、ヨーロッパでの制作を経て、2000年代以降はミニマルな色彩による絵画作品を継続的に発表している。

本展の中心となる《Scarlet》シリーズは、偶然手にした印刷物や身近な既製品を支持体とし、その上に単一のスカーレットを施した作品群で構成される。レディメイドやパピエ・コレ、ポップアートとも接点を持つように見える一方で、支持体が備えるグラフィックや構造、機能性といった空間性を手がかりに色彩を置いていくことで、物と色との関係が静かに立ち上がる。積み重ねられたストロークの時間や素材の履歴が交差しながら、一つの色彩空間が形づくられていく。

エキシビターステイトメントでは、《Scarlet》シリーズを赤と青によるカラーフィールド作品と並行して展開してきた実践として位置づける。スカーレットという単色は、印刷物や身近な対象物を本来の文脈から切り離し、新たな位相へと導く媒介となる。色彩は描写ではなく、事物に潜む気配や匿名性に触れるための契機として機能し、偶然の出会いから生まれる作品群を通して、色が物のあり方を揺さぶる可能性を探っている。

長年にわたり探求を続けてきた《Scarlet》シリーズを初期作品から新作まで見渡せる本展は、鈴木隆が築いてきた色彩の思考にあらためて触れる機会となりそうだ。

長年積み重ねられてきたスカーレットという色彩の軌跡を、空間との新たな関係性とともに体験してみてはいかがだろうか。

作家プロフィール
鈴木隆
1957年東京都生まれ、東京在住。1981年東京藝術大学美術学部卒業。同年、大橋賞を受賞。1983年に東京藝術大学大学院美術研究科修士課程を修了し、第4回ジャパン・エンバ現代美術展大賞、第3回ヘンリー・ムーア大賞展佳作賞を受賞。1980年代は鉄を用いた彫刻作品を制作し、その後ヨーロッパでの活動を経て、赤や青を軸としたミニマルな絵画作品を国内外で発表している。近年はGallery Nine Contemporary Art(アムステルダム)、Galerie Christoph Abbühl(スイス)、Gallery Shilla(韓国)などでも継続的に個展を開催している。
Instagram:@takashisuzuki63

開催情報
展覧会名:鈴木隆「Scarlet」
会期:2026年8月8日(土)〜8月16日(日)
会場:隙間
住所:東京都台東区蔵前3-11-2 1F
開館時間:12:00〜19:00
ウェブサイト:http://sukima.henderscheme.com/
Instagram:@sukima_gallery

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