「没入」を意味するイマーシブという言葉がアートやエンターテインメントを騒がせるなか、物語とテクノロジーが交差する新しい映画体験が世界各地で広がり始めた。カンヌ国際映画祭では昨年「イマーシブコンペティション」が新設され、イマーシブは映画表現の新たな領域として注目を集めている。

今回の映画祭では、世界的映画監督フランソワ オゾンによるImmersive Screeningを軸に、最先端技術を用いた多彩なプログラムが展開される。空中映像と超音波触覚技術を組み合わせ、手のひらに“触れられる”バレリーナを実現したKizunaAIによる「SWANLAKE」～starring KizunaAIや、イマーシブ表現の可能性を拡張する作品群が並ぶ。

物語、テクノロジー、人が融け合うことで生まれる体験は、場所も時空も軽々と超えてくる。光や音が呼び起こす感覚の奥に、どんな風景が立ち上がるのか―会場に足を運んだ人だけが触れられる新たな映画のかたちだ。

【開催情報】
Immersive Film Festival 2025
会期：2025年12月6日（土）、7日（日）
会場：虎ノ門ヒルズ 東京NODEホール

Program 1st
12月6日（土）17:30開場／18:00開演（20:00終演予定）
フランソワ オゾン Immersive Screening、「Human Violin」「SWANLAKE」～starring KizunaAI 他
※オープニングセレモニー、アフタートークセッションあり

Program 2nd
12月7日（日）13:00開場／13:30開演（15:30終演予定）
フランソワ オゾン Immersive Screening、「Human Violin」「Exploding Girl」「SWANLAKE」～starring KizunaAI 他
※アフタートークセッションあり

Program 3rd
12月7日（日）16:30開場／17:00開演（19:00終演予定）
フランソワ オゾン Immersive Screening、「Human Violin」「SWANLAKE」～starring KizunaAI 他
※アフタートークセッション、クロージングセレモニーあり

公式サイト：immersivefilmfestival.tokyo
特別協力：TOKYO NODE
後援：フランス大使館
お問い合わせ：Immersive Film Festival 2025 実行委員会（株式会社EVISION／office@evision.co.jp）