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小畑多丘の個展「MYMOVE−彫刻の逆のドローイング 彫刻を彫刻ではない方法で表現する」、11/15(土)より開催

Nov 14, 2025
アニエスベー ギャラリー ブティック(東京・南青山)にて、2025年11月15日(土)から2026年1月25日(日)まで、小畑多丘による個展「MYMOVE−彫刻の逆のドローイング 彫刻を彫刻ではない方法で表現する」が開催される。

小畑多丘の個展「MYMOVE−彫刻の逆のドローイング 彫刻を彫刻ではない方法で表現する」、11/15(土)より開催

Nov 14, 2025 - NEWS
アニエスベー ギャラリー ブティック(東京・南青山)にて、2025年11月15日(土)から2026年1月25日(日)まで、小畑多丘による個展「MYMOVE−彫刻の逆のドローイング 彫刻を彫刻ではない方法で表現する」が開催される。

B-BOYとしての身体性とストリートカルチャーを背景に、木彫で独自の彫刻表現を築いてきた小畑多丘。近年は表現の幅をさらに広げ、スケッチを起点にドローイングや写真、映像へと展開している。

本展では、彫刻の「逆」として位置づけるドローイングが主役となる。重力にとらわれた立体から離れ、即興的で流動的な線が空間を動かす。塗料は「量」として捉えられ、紙の上で広がり、薄まり、やがて絵として定着していく。そのプロセスには、身体の痕跡と時間の気配が宿る。

ギャラリー空間の柱やガラス面、くぼみなども取り込みながら、ドローイングが場全体に彫刻的な広がりをもたらす。静かでありながら、どこか動きつづけているような気配が立ち上がる。

「T-shirts dʼartistes!」シリーズには、本展で紹介されるドローイングをあしらったTシャツが登場。ギャラリーブティックほか、店舗とオンラインで販売される。

かたちを持たない動きが、空間に定着する瞬間を。彫刻の可能性を、見つめ直す。

【プロフィール】

小畑多丘(おばた・たく)
1980年埼玉県生まれ。東京藝術大学美術学部彫刻科卒業、同大学大学院修了。B-BOY(ブレイクダンサー)としての経験を背景に、その動きや躍動感を台座のない木彫へと置き換え、人体と衣服の関係、そして彫刻が生む空間の変化を追い続けてきた。彫刻、ドローイング、写真、映像などメディアを横断しながら、彫刻という概念の拡張にも取り組んでいる。1999年にヒップホップチーム「UNITYSELECTIONS」を結成。
Instagram:@takuobata

【開催情報】
展覧会名:MYMOVE−彫刻の逆のドローイング 彫刻を彫刻ではない方法で表現する
会期:2025年11月15日(土)―2026年1月25日(日)
会場:アニエスベー ギャラリー ブティック
住所:東京都港区南青山5-7-25 ラ・フルール南青山2F
時間:12:00〜19:00
休廊日:月曜日(11月24日、1月12日を除く)
冬季休廊:2025年12月27日(土)〜2026年1月5日(月)
URL:https://www.agnesb.co.jp/chez-nous-agnesb/agnesb-s-world/agnes-b-galerie-boutique-tokyo/
Instagram:@agnesb_galerie_boutique

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