香水にオマージュを捧げたボンボンショコラ「SUSUMU KOYAMA’S CHOCOLOGY 2025」、ES KOYAMAが2026年バレンタインに向けて第一弾を発表
<ES KOYAMA(エスコヤマ)>が贈るボンボンショコラの最新作「SUSUMU KOYAMA’S CHOCOLOGY 2025」は、フランスの香水ブランド<INDULT PARIS(インダルト パリ)>の4つの香りにオマージュを捧げた、感覚の対話とも言えるアソートだ。
11月1日に発売されたこの一箱には、フランスの香水ブランド<INDULT PARIS>の香りを味覚で描いたボンボンショコラが、それぞれ異なる“章”として収められている。テーマは「Echoes of the Inner World ― 内なる世界の残響」。4つのショコラは、香水が纏う“想い”や“深層”を、味として描き出す。ひとつずつ巡るように味わうことで、物語の輪郭が立ち上がり、感覚の層がゆっくりとほどけていく。
SUSUMU KOYAMA’S CHOCOLOGY 2025

発売日:2025年11月1日(土)
価格:2,376円(税込)
第一章 ― Isvaraya(イスバラヤ)沈黙の森に響く祈り

インド産プラムやジャスミンが織りなす、濃密でミステリアスな香り。
香水「イスバラヤ」が放つ情熱と内なる祈りを、熟成茶と果実が幾重にも重なるショコラで浮かび上がらせた。
深い発酵香と梅酒の酸がゆるやかに交差し、静まった心に火をともすような余韻を残す。
味覚構成要素:
・プーアル熟茶
・ジャスミンティー
・青森県産りんごの蜂蜜
・栗の蜂蜜
・紀州南高梅18年熟成梅酒
・プラム
第二章 ― Tihota(ティオタ)永遠の抱擁を告げるバニラの伝承

“甘さ”という意味を持つ香水「ティオタ」は、タヒチ産バニラのとろけるような香りが印象的。
その穏やかさを、花や果実、スパイスを重ねたショコラで表現した。
やさしい甘さが広がり、ふとした瞬間に温もりが差し込むような後味を残す。
味覚構成要素:
・タヒチ産バニラビーンズ
・トンカ豆
・ラム酒54°
・マンゴー
・パッションフルーツ
・ジャスミンティー
・オレンジの花の蜂蜜
・アーモンドミルク
第三章 ― Manakara(マナカラ)花と果実が溶け合う女神の囁き

マダガスカルの風土にインスピレーションを受けた香水「マナカラ」は、ローズとライチが織りなす柔らかな官能。
そのバランス感を、みずみずしさと甘酸っぱさが重なるショコラでなぞる。
舌の上で変化していくその味は、感情の記憶をやさしく呼び起こす。
味覚構成要素:
・ローズペタル(花びら)
・ブルガリア産ダマスクローズウォーター
・ブルガリア産ローズ蜂蜜
・フランボワーズ
・ライチ
・マダガスカル産バニラビーンズ
・グリーンカルダモン
第四章 ― Cuir(キュイール)影と欲望を映す革の黙示

レザーに包まれた都会の孤独と自由。香水「キュイール」が描くその空気を、スパイスと柑橘、ハーブで立ち上げた。
ピリッとした香気とほろ苦さが折り重なり、口に残るのは、夜の記憶をかすかににじませるような味わい。
味覚構成要素:
・アールグレイ
・ブラックカルダモン
・クローブ
・ピンクペッパー
・レザーウッドハニー
・ジュニパーベリー
・黒文字
・温州みかん
・ヘーゼルナッツ
・柚子
チョコロジーシリーズの“味わい方”

「SUSUMU KOYAMA’S CHOCOLOGY」は、ショコラティエ小山進のクリエイションの結晶ともいえるシリーズ。毎年異なるテーマに沿って独自の世界観を描き出し、「味わい方」にもルールがあるのが特徴だ。フランスのショコラ愛好会「C.C.C.」にも出品されており、味覚の枠を超えた体験を届けている。
No.1からNo.4まで、それぞれのショコラを半分または3分の1にカットし、順番にひと口ずつ味わっていく。No.1の余韻を感じたままNo.2へ、続けてNo.3、No.4へと進み、再びNo.1へと戻る。
この循環の中で、フレーバーが溶け合い、相互に響き合うように設計されている。二巡目では、最初とは異なるニュアンスが立ち現れ、まるで音楽のように、ひとつのテーマが繰り返されるたびに深まっていく構成だ。
エスコヤマについて


<ES KOYAMA>は2003年、兵庫県三田市に誕生。オーナーシェフ・小山進は、フランスのショコラ愛好会「C.C.C.」で12度の最高位を獲得し、2019年には「世界のトップ・オブ・トップ ショコラティエ100」のひとりとして表彰された。
お菓子という枠を超えて、絵本やプロダクトまで広がるその創作活動は、“ショコラティエ”という言葉に新しい輪郭を与えてきた。
敷地内にはパンやチョコレートの専門店のほか、教室や庭園、アートピースのようなオブジェも点在し、五感で楽しめる空間が広がる。
コンセプトは「The Sweet Trick(お菓子でいたずら)」。驚きと喜びを閉じ込めたその一粒は、世代を問わず人々の記憶に残り続けている。
URL:https://www.es-koyama.com/index.html
Instagram:@es_koyama @eskoyamapr