ANREALAGE、Paris Fashion WeekでHERALBONYとコラボレーション、音楽はThomas Bangalterが担当
今シーズンのテーマは「♥」で、生命の可視化をファッションで表現するという。インビテーションは立体的なハートで、スイッチを入れると鼓動をはじめる仕掛けである。

<HERALBONY>との協業では、同社と契約する18名の作家が描いたアートを採用。健常者と障害者の境界を超えた新たな美を提示し、多様な命のかたちを示す。パリ・ファッションウィーク公式コレクションで「HERALBONY」の作家作品が起用されるのは初となる。音楽は元ダフト・パンクのThomas Bangalterが前回に続き担当し、作家の日常の音と生命の鼓動を重ねたオリジナルサウンドトラックを発表する。

<ANREALAGE>のパリ・ファッションウィーク参加は23回目。2026年春夏パリ・ファッションウィークは2025年9月29日(月)~10月7日(火)に開催され、<ANREALAGE>は公式カレンダー2日目の9月30日(火)17:00(日本時間10月1日(水)0:00)にショーを行う。
ショー情報
現地日時:2025年9月30日(火)17:00
日本時間:2025年10月1日(水)0:00
Paris Fashion Week 2026 S/S
会期:2025年9月29日(月)~10月7日(火)
公式サイト:https://www.fhcm.paris/en/paris-fashion-week
ANREALAGE デザイナー森永邦彦について
1980年、東京都国立市生まれ。早稲田大学社会科学部卒業。大学在学中にバンタンデザイン研究所に通い服づくりをはじめる。2003年「アンリアレイジ」として活動を開始。ANREALAGEとは、A REAL-日常、UN REAL-非日常、AGE-時代、を意味する。2005年東京タワーを会場に東京コレクションデビュー。東京コレクションで10年活動を続け、2014年よりパリコレクションへ進出。2019年フランスの「LVMH PRIZE」のファイナリストに選出、同年第37回毎日ファッション大賞受賞。2020年伊・FENDIとの協業をミラノコレクションにて発表。2021年ドバイ万博日本館
の公式ユニフォームを担当。24年メンズレーベルの「anrealage homme」を始動。2023・25年ビヨンセのワールドツアー衣装をデザイン。
公式サイト:https://www.anrealage.com/
HERALBONY について
「異彩を、放て。」をミッションに、障害のイメージ変容と福祉を起点に新たな文化の創出を目指すクリエイティブカンパニー。障害のある作家が描く2,000点以上のアート作品をIPライセンスとして管理し、正当なロイヤリティを支払うことで持続可能なビジネスモデルを構築。自社ブランド「HERALBONY」の運営をはじめ、企業との共創やクリエイティブを通じた企画・プロデュース、社員研修プログラムを提供するほか、国際アートアワード「HERALBONY Art Prize」の主催など、アートを軸に多角的な事業を展開している。2024年7月より海外初の子会社としてフランス・パリに「HERALBONY EUROPE」を設立。
Thomas Bangalterについて
トーマ・バンガルテルはフランスのアーティスト、ミュージシャン、作曲家である。ダフト・パンクの共同創設者でありメンバー(1993年~2021年)。30年間にわたり、人間とテクノロジーの関係性を探求してきた。オーケストラ、エレクトロ・アコースティック、電子音楽などを行き来しながら、近年はバレエやコンテンポラリーダンスとのコラボレーションを展開している。これまでに、ホフェッシュ・シェクター、カンタン・デュピュー、スパイク・ジョーンズ、ミシェル・ゴンドリー、松本零士、スティーヴィー・ワンダー、ピーター・リンドバーグ、リチャード・フィリップス、ファレル・ウィリアムス、ナイル・ロジャース、ジュリアン・カサブランカス、ポール・ウィリアムズ、ゴンザレス、アーケイド・ファイア、ザ・ウィークエンド、ギャスパー・ノエらとコラボレーションを行っている。ダフト・パンクのアルバム『Random Access Memories』は、2014年にグラミー賞の最優秀アルバム賞を受賞した。