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写真家・小浪次郎「I.D 1986」、東京とニューヨークを横断する記憶と時間の写真群

Oct 1, 2025
アニエスベー ギャラリー ブティックにて、写真家・小浪次郎の個展「I.D 1986」が開催される。会期は2025年9月19日(金)から11月2日(日)まで。

写真家・小浪次郎「I.D 1986」、東京とニューヨークを横断する記憶と時間の写真群

Oct 1, 2025 - NEWS
アニエスベー ギャラリー ブティックにて、写真家・小浪次郎の個展「I.D 1986」が開催される。会期は2025年9月19日(金)から11月2日(日)まで。

本展は、タイトルに“指紋=ID”を掲げ、初期の一枚から、東京のストリートで培った感覚、そして現在の拠点・ニューヨークで近年撮影した作品まで、100点以上を紹介する。被写体と向き合う一瞬をすくい上げた作品は、技術を超えて生まれる写真として個々に鮮烈な存在感を示しつつ、会場全体ではひとつのインスタレーションとして響き合う。

小浪の活動において一貫しているのは、被写体と向き合った瞬間を鋭敏に捉える感受性だ。私写真からファッションフォトまで、その眼差しは常に“生の強度”を刻んできた。

Image by:©JIRO KONAMI

会場では、同タイトルの最新作品集『I.D 1986』や、アニエスベーによる「T-shirts d’artistes!」として制作されたアーティストTシャツも販売。展示空間から手元に持ち帰れるアイテムが揃い、写真体験をより一層深めてくれる。

【プロフィール】
小浪次郎
1986年生まれ。写真家。活動初期より8年間にわたり父親を撮影した作品で2010年に富士フォトサロン新人賞を受賞。写真集に『⽗をみる』(2013)、『personal memory』(2014)、『PARADAISE TOKYO』(2015)、『GIMATAI』(2017)、『Straight,No chaser』(2018)、『SCARS』(2018)、『NAMEDARUMA』(2021)、『⻩⾊い太陽』(2022)、『I.D 1986』(2024)など。2016年よりニューヨークを拠点に、『The New York Times』『Interview Magazine』『i-D Magazine』ほかで発表。
Instagram:@jirokonami

【開催情報】
展覧会名:I.D 1986
会期:2025年9月19日(金)—11月2日(日)
会場:アニエスベー ギャラリー ブティック
開館時間:12:00–19:00
休館日:月曜(10月13日を除く)
関連出版物:写真集『I.D 1986』(100ページ/285×300mm/初版500部/2024年11月刊/¥7,700 税込)
URL:https://www.agnesb.co.jp/chez-nous-agnesb/agnesb-s-world/agnes-b-galerie-boutique-tokyo/
Instagram:@agnesb_galerie_boutique

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