ジャン=リュック・ゴダール展、7/4(金)より新宿・歌舞伎町で日本初開催、映画の“思考の森”に没入

会場の王城ビル

展示風景

展示風景
本展は、建物の各階を活かした映像インスタレーションで構成され、全5章からなる。
第1章「リメイク」では、布が幾重にも重なる空間を巡りながら、映画における“リメイク”の概念を体感。
第2章「サン・ペテルスブルグの夜話」では、4台のテレビが“墓”を象徴し、戦争をテーマにした映像を投影する。
自然光が差し込む第3章「線路の間の花々は旅の迷い風に揺れて」では、映画と列車の関係性に着目し、ソファに座ってゆったりと鑑賞できる空間となっている。
第4章「法の精神」は、モンテスキューの同名著作を元に、揺らめく布と映像で“法や社会の不確かさ”を表現。
最終章「中央地帯」は、「幸福なアラビア」の幻想的な世界を描き、ゴダールへのオマージュとして、ジャン・ギャバンやダニエル・ダリューの映画シーンを交えながら“別れ”を映し出す。

会場では、映画『イメージの本』をモチーフにしたオリジナルグッズも展開。Tシャツ、トートバッグ、ステッカーセット、マグカップ、マルチトレイ、ポストカードなどを展示会場やオンラインストア「OIL by 美術手帖」、およびフェア実施店舗で販売する。
【展示会概要】
ジャン=リュック・ゴダール《感情、表徴、情念 ゴダールの『イメージの本』について》展
会期:2025年7月4日(金)~8月31日(日)
会場:王城ビル(新宿区歌舞伎町1-13-2)
チケット料金:一般 2,200円(税込)
公式サイト:https://godardtokyo.com
チケット購入:こちら
公式Instagram:@godardtokyo
【関連フェア開催店舗】
・銀座 蔦屋書店/代官山 蔦屋書店/京都 蔦屋書店(7月4日~)
・TSUTAYA BOOKSTORE 渋谷サクラステージ(7月12日~)
・六本木 蔦屋書店(7月15日~)
※展開内容・終了日は店舗により異なる。詳細は各店舗HPを参照のこと。
アーティスト/キュレーター:ファブリス・アラーニョ(Fabrice Aragno)
アシスタント&コキュレーター:槻舘南菜子
キービジュアルデザイン:北山雅和