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GAKUと三井不動産が共同で写真展『between A and B』を開催

Oct 18, 2024
日本橋の三井本館で20日から写真展『between A and B』が10月20日(日)から27日(日)までの8日間で開催される。ディレクターに山縣良和を擁し、10代のための学び舎「GAKU」が、写真家の濱田祐史を講師に迎え、10回の授業を通じて作り上げられた作品展示だ。

GAKUと三井不動産が共同で写真展『between A and B』を開催

Oct 18, 2024 - NEWS
日本橋の三井本館で20日から写真展『between A and B』が10月20日(日)から27日(日)までの8日間で開催される。ディレクターに山縣良和を擁し、10代のための学び舎「GAKU」が、写真家の濱田祐史を講師に迎え、10回の授業を通じて作り上げられた作品展示だ。

参加者はオノデラユキ、Nerhol、迫鉄平、濱田祐史といった国内外で活躍する4名の写真作家たち。それぞれが個々の空間を作り、作品を展示する。さらに10代の学生たちの作品も一緒に展示され、プロの作品だけでなく、若いエネルギーに満ちた作品も一堂に見ることができる。

また、会期中には代田橋のブックストアflotsamの協力で、10月26日から27日まで「flotsam zines tour 2024」も開催される予定だ。

10代のためのクリエーションの学び舎「GAKU」と三井不動産は、2024年10月20日から10月27日までの8日間、重要文化財である「三井本館」をはじめとした複数会場で、写真展『between A and B』を開催する。展示の他にも、150組以上が出展するzine*フェアや、出展作家によるトークイベントやワークショップなど、写真に関する様々なコンテンツを展開する予定だ。

10代のためのクリエーションの学び舎「GAKU」
重要文化財「日本橋三井本館」にて、10代と写真作家による写真展『between A and B』を開催
写真作家とGAKU修了生による作品展示
期間:2024年10月20日(土)〜10月27日(日)
時間:11:00-18:00
場所:三井本館日本橋三井タワー1階・アトリウム

flotsam zines tour 2024/トークショー/ワークショップ
日  時:2024年10月26日(土)、27日(日) 11:00〜18:00
会  場:三井本館(東京都中央区日本橋室町2-1-1)
※内容や参加方法などの詳細は後日GAKU公式サイトにて公開予定。

選書コーナー/作品集販売コーナー
期  間:2024年10月18日(金) 〜 10月31日(木)
会  場:誠品生活日本橋(東京都中央区日本橋室町3-2-1COREDO室町テラス 2F)
※開催時間は会場営業時間に準ずる。

ARTISTS

オノデラユキ
東京生まれ。1993年よりパリにアトリエを構え世界各地で活動を続ける。カメラの中にビー玉を入れて写真を撮影したり、事件や伝説からストーリーを組上げ、それに従って地球の裏側にまで撮影に行ったり、あらゆる手法で「写真とは何か」「写真で何ができるのか」という実験的な作品を数多く制作し、写真という枠組みに収まらないユニークなシリーズを発表。さらに自分自身で2m大の銀塩写真をプリントし、油絵の具を使ってモノクロ写真に着彩するなど、数々の独特な手仕事の技法でも知られる。その作品はポンピドゥ・センターを始め、サンフランシスコ近代美術館、ポール・ゲッティ美術館、上海美術館、東京都写真美術館など世界各地の美術館にコレクションされている。主な個展に国立国際美術館(2005)、国立上海美術館(2006)、東京都写真美術館(2010)、ソウル写真美術館(2010)、フランス国立ニエプス美術館(2011)、ヨーロッパ写真美術館、パリ(2015)、ムジャン写真センター、フランス(2022) などがある。

Nerhol
田中義久と飯田竜太により2007年に結成されたアーティストデュオ。紙と平面的構成によるグラフィックデザインを行う田中と、紙や文字を素材とする彫刻家の飯田からなる。2012年に発表された人物を数分間撮影し、出力された200枚のカットを重ね、彫刻を施したポートレートシリーズで大きな注目を集める。写真と彫刻を往還する独自の表現を通じ、現代的な視点から人間社会と自然環境、時間と空間に深く関わる多層的な探究を続けている。

濱田祐史
1979年大阪府生まれ。2003年、日本大学芸術学部写真学科卒業。東京を拠点に国内外で活動。『Primal Mountain』 『photograph』をはじめとし、継続して作品を発表する。2015年から取り組んでいる色をテーマにした作品では、ユニークな手法を用いて、写真という平面のメディアにおける色や形、画像の考察を行ってきました。デビュー以来、視覚によって左右される認識のポテンシャルに興味を持ち、工業製品としての写真の多様な表現機能に根ざしたパフォーマティブな制作を続ける。

迫鉄平
1988年大阪府生まれ。京都精華大学大学院芸術研究科前期博士課程修了。これまでの主な展覧会に『Think Twice』(ニュースペース パ、東京、2024年)、『New Photographic Objects 写真と映像の物質性』(埼玉近代美術館、埼玉、2020年)、『キヤノン写真新世紀 東京展2016』内個展『剣とサンダル』(東京都写真美術館、東京、2016年)など。受賞歴に「第38回公募 キヤノン写真新世紀」グランプリ(2015年)。上田良、加納俊輔とのアーティスト・ユニット、THE COPY TRAVELERSでも活動中。

GAKU

GAKUは、10代を対象に、音楽、建築、演劇、食、ファッション、デザイン、アートなど、様々なジャンルのクラスを、クリエイターを講師に迎えて展開している。2024年6月から、メイン講師に写真家の濱田祐史氏を迎えた写真のクラス「自分だけの『見方』をつくる」を開講し、4ヶ月間、川内倫子氏、迫鉄平氏、吉楽洋平氏等のゲスト講師が登壇する全10回の授業を通して「自分だけの見方」をテーマに、写真作品を制作していった。
公式サイト

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