ライゾマティクスが「AIと生成芸術」をテーマにした展覧会「Rhizomatiks Beyond Perception」を開催
KOTARO NUKAGAは、「KOTARO NUKAGA(天王洲)」を2024年6月末にTERRADA ART COMPLEX Iの3階からTERRADA ART COMPLEX IIの1階に移転する。
新たなギャラリーは、入り口近くの小ギャラリーと奥に広がる回遊性の高い「ロの字型」のスペースから構成され、床面積はこれまでの約3倍となる386平方米、天井高は5.5mとなり、広々とした空間で様々な表現に対応。
今回記念すべきオープニングの展覧会を、真鍋大度・石橋素が主宰するクリエイティブコレクティブで、技術と表現の新しい可能性を探求し、研究開発要素の強い実験的なプロジェクトを中心に活動を展開しているライゾマティクスと開催する。
ライゾマティクスによるギャラリーでの初の大規模な展覧会となる本展では「AIと生成芸術」をテーマとし、「創造的思考プロセス」自体を作品化。
この展示では、AIモデルがどのように学習し新しい画像を生成するかを可視化している。
誰もがAIを使って画像を生成できる現代において、改めて「生成される画像の価値とは何なのか?」ということを、本展示を通して問いかける。展示作品を作成するために、新たに開発したAIの元となる学習モデルはライゾマティクスが独自に作成した画像のみを学習。そしてライゾマティクス初の試みとなる販売作品は、“AIモデルデータ”となる。ゆえに、作品の購入者はこのAIモデルを使って入力を変えることにより、無限に画像を生成する体験が可能。
ライゾマティクスは独自のAIモデルを作り、そのモデル自体を購入可能な作品とすることで、AIとアートに関する新しい視点や考察が生まれることを期待している。
About Rhizomatiks
ライゾマティクスは、技術と表現の新しい可能性を探求し、研究開発要素の強い実験的なプロジェクトを中心に、人とテクノロジーの関係について研究しながらR&Dプロジェクトや作品制作を行うクリエイティブコレクティブ。アーティスト、デザイナー、エンジニアで構成され、ハード・ソフトの開発からオペレーションまで、プロジェクトにおける全ての工程に責任を持つ。また、外部のアーティストや研究者・科学者などとのコラボレーションワークを通じ、カッティングエッジな表現作品、研究を世の中に発表している。
公式HP:https://rhizomatiks.com/
開催概要
会期:2024年6月29日(土)〜9月28日(土)
会場:KOTARO NUKAGA
住所:〒140-0002 東京都品川区東品川1-32-8 TERRADA Art Complex II 1F
開館時間:11:00 – 18:00
入館料:無料
休館日:日・月・祝
https://kotaronukaga.com/