ARTS&SCIENCEをはじめ、YAECAが運営するCA JITSU（丸の内）、スタイリスト宇佐美陽平氏がデザイン設計したVERVE COFFEE EBISUなど感度の高いショップでも実際に使われているKITAWORKSの家具を一同に見れる機会となっている。

木多隆志の主宰するKITAWORKSは、岡山県津山市を拠点に高い金属加工技術をもとに独自の美意識に基づく洗練された家具・照明などを発表し、多くのインテリア愛好家を魅了してきた。

この度、過去15年にわたるKITAWORKSとしての活動の中で生み出された美しい作品とともに、デザインやモノづくりの根幹や空気感をまとめた作品集 “WORKS” を出版。その出版を記念し作品集“WORKS”とKITAWORKSの主要な作品をご購入・ご覧いただける個展を開催する。都内では過去最大規模の個展となり、期間中には主宰の木多隆志も在廊する貴重な機会である。

本個展のスタイリングはインテリアスタイリスト中田由美が担当し、木多隆志の感性を読み込んだうえで、研ぎ澄まされた技術に裏打ちされたKITAWORKSの作品とYOKE galleryの空間とが呼応した作品世界を提示する。

KITAWORKS EXHIBITION
AND FIRST BOOK
会場：YOKE GALLERY
住所：東京都世田谷区下馬1-20-13 コーワビル2F
会期：5/10(fri)、5/11(sat)、5/12(sun)
時間：11:00 – 20:00
Instagram:@yoke_gallery

【 作品集 】
KITAWORKS “WORKS”
15年にわたるKITAWORKSとしての活動の中で発表してきた家具・照明や導入事例などを、フォトグラファー 坂倉圭一が静謐に捉え、気鋭のデザイナー 橋詰ひとみがアートディレクションを担当した作品集。
2024年4月1日発刊（¥7,700）

KITAWORKS
1978年に創業された地域に根差した町工場・木多溶接工業を母体とし、2009年に木多隆志がKITAWORKSと改名し活動を行っている。その作品デザインの根本にあるのは、町工場として大小のさまざまな仕事を請け負う中で培われた高い金属加工の技術で、鉄・ステンレス・銅・真鍮などの金属を取り入れた家具・照明のデザインで高い評価を得ている。空間に合わせたテーブルやキャビネット、椅子などには「等身大の心地よい暮らし」の中で必要とされる機能性とともに、主宰 木多隆志の繊細な美意識が表現されている。建築や店舗コンセプト、世界観に合わせた什器のデザイン・製作でも独自の地位を確立しつつある。
Instagram：@kitaworks

木多隆志コメント
KITAWORKSとしてスタートして15年、デザインや物作りのベースになる部分が少しでも伝わると良いなと思い本にしてみました。
この度 ”WORKS” を出版いたします。同時にYOKE galleryにて家具を展示いたします。
ガラスキャビネット、椅子、テーブルをはじめ、新作もご覧いただけます。

【 PROFILE 】
▪️木多隆志
1978年に前身となる町工場：木多溶接工業が創業で高校卒業後に手伝い始める。
自宅新築を機に様々な身の回りの品を製作する内に家具作りの魅力に感じ始めた。
木工の技術も取り入れて家具工房として2009年KITAWORKS がスタートする。

▪️橋詰ひとみ
グラフィックデザイナー。武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科卒業後、
インハウスの工業デザイナーを経て2020年から独立。
ファッションやインテリア・ライフスタイルブランドのアートディレクションや、印刷物を中心としたデザインを手掛ける。

▪️中田由美
インテリアスタイリスト。建築を学んだ後、2005年よりスタイリスト神林千夏氏に師事。
設計事務所ジャモアソシエイツ所属後、2013年フリーランスとして独立。
雑誌、広告等の撮影のためのインテリアスタイリングを中心に、イベント、ショップ、モデルルーム等の商空間のインテリアディレクションやデコレーションなど、モノと空間にまつわることを手がける。