IKEDORIは、いけばなと写真の融合表現により、作品に触れる人の個性の拡張を試み、ホテル、飲食店、その他公共施設など、空間のコンセプトに沿った作品制作や、演出も手がける、華道家・大槻将之と写真家・河野優太による、クリエイティブユニットだ。

本展では、BnA STUDIO Akihabaraのために、新たに制作された5点の作品を主軸に、発見を「いける」いけばなと、発見を「とる」写真、２つのジャンルを掛け合わせ、両者が合わさることでこそ可能になる表現を追求した作品群が展示される。

アクリルに映る、いけばなの影を捉え、再びアクリルに落とし込まれた作品の数々は、まるで私たちが普段目にしている対象や、そのビジュアルに対する認識に疑問を投げかけているように感じる。

開催概要
展示名：生映
場所：〒101-0021 東京都千代田区外神田６丁目３−３ BnA STUDIO Akihabara 1F
会期：4月27日（土）〜5月5日（日） 11:00-22:00
※4月27日（土）は17:00から。

BnA STUDIO Akihabaraとは

BnA STUDIO Akihabaraは、「泊まれるアート」をコンセプトにした総客室数5室の小さなホテルだ。それぞれの客室は、東京のアーバンカルチャーを体現するアーティスト、StudioBOWL、81 BASTARDS、51.3 G-WAVEによって製作されている。
部屋に絵を飾る・描くだけではなく、部屋の形状から、特注家具、マテリアル・素材までの全てにおいて1つのコンセプトを元に形作られた、類まれなる宿泊可能なアート空間となっている。

IKEDORIについて
華道家・大槻将之と写真家・河野優太による、クリエイティブユニット。いけばなと、写真の融合表現により、作品に触れる人の個性の拡張を試みる。ホテル、飲食店、その他公共施設など、空間のコンセプトに沿った作品制作や、演出も手がける。

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大槻将之
華道家/1990年生まれ。
日本大学芸術学部 卒業。
2009年 草月流に入門し、竹中麗湖氏に師事。
広告代理店におけるクリエイティブディレクションや、飲食店の経営経験を経て、他分野との協業でしか生まれないいけばな表現や、独自の空間演出を追求。いけばな草月流師範。「Sense of Solid―新進気鋭フラワーアーティストの花と造形」共著。

河野優太
写真家/1989年生まれ。
日本大学芸術学部 卒業。
出版社写真部を経て、2017年に写真家として独立。広告、エディトリアルなどの撮影を手がける傍ら、自身の作品制作活動「Plant」「Military personnel」において、幼少期からの興味の対象である、無骨なオブジェクトやランドスケープの写真を撮り続けている。