坂本龍一と高谷史郎による「RYUICHI SAKAMOTO + SHIRO TAKATANI AMBIENT KYOTO - TOKYO」、麻布台ヒルズギャラリーで開催
「async - immersion」は、坂本龍一が2017年に発表したアルバム『async』をもとに、高谷史郎による映像とZAKによる立体音響で構成された作品。AMBIENT KYOTO 2023で「坂本龍一 + 高谷史郎 | async - immersion 2023」として初展示された。

坂本龍一 + 高谷史郎 | async - immersion 2023|Photo:Satoshi Nagare

坂本龍一 + 高谷史郎 | async - immersion 2023|Photo:Satoshi Nagare
本作は、坂本が追求した「空間に音を立体的に設置する」という「設置音楽」のコンセプトをもとに展開される。高谷による映像は、音に呼応しながらも完全には同期せず、音と映像の関係が時間とともに変化していく。
東京展では、横幅26.4メートルのスクリーンを使用し、麻布台ヒルズギャラリーの空間に合わせて展示を再構築する。音響ディレクターは、AMBIENT KYOTO 2023に続いてZAKが担当。同展と同等のスケールで「async - immersion」を展示するのは、2023年の開催以来初となる。
AMBIENT KYOTOは、アンビエントをテーマに音、映像、光、空間を組み合わせる展覧会として2022年に始動した。初回はブライアン・イーノの展覧会「BRIAN ENO AMBIENT KYOTO」を開催。2023年には、京都新聞ビル地下1階で坂本龍一と高谷史郎による作品を展示したほか、京都中央信用金庫 旧厚生センターでコーネリアス、バッファロー・ドーター、山本精一によるインスタレーションを展開した。
プロフィール

Photo by Neo Sora ©︎2020 KAB Inc.
坂本龍一
1952年東京生まれ。東京藝術大学大学院修士課程修了。1978年に『千のナイフ』でソロデビューし、同年にYMOの結成に参加した。YMO散開後は『音楽図鑑』『BEAUTY』『async』『12』などを発表。映画音楽では『戦場のメリークリスマス』で英国アカデミー賞作曲賞、『ラストエンペラー』でアカデミー賞作曲賞、ゴールデングローブ賞、グラミー賞などを受賞した。
『LIFE』『TIME』などの舞台作品や、韓国、中国、日本での大規模インスタレーション展にも取り組んだ。森林保全団体「more trees」を創設したほか、「東北ユースオーケストラ」を設立し、被災地の子どもたちの音楽活動を支援した。2023年3月28日逝去。
ウェブサイト:https://sitesakamoto.com/

高谷史郎
1984年、京都市立芸術大学在学中に「ダムタイプ」のメンバーとして活動を開始。さまざまなメディアを用いたパフォーマンスやインスタレーションの制作に携わり、世界各地の劇場、美術館、アートセンターで公演や展示を行う。1998年からはダムタイプの活動と並行して個人制作を始めた。
2021年には坂本龍一とのシアターピース『TIME』をオランダ・フェスティバルで世界初演。2022年、ダムタイプは坂本龍一を新メンバーに迎え、ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展の日本館で新作《2022》を展示した。2023年にはアーティゾン美術館で「ダムタイプ|2022: remap」を開催。2024年春には『TIME』を新国立劇場とロームシアター京都で上演した。
ウェブサイト:http://shiro.dumbtype.com/
開催情報
RYUICHI SAKAMOTO + SHIRO TAKATANI AMBIENT KYOTO - TOKYO
会期:2026年8月28日(金)~10月25日(日)
休館日:無休
会場:麻布台ヒルズギャラリー
住所:東京都港区虎ノ門5-8-1 麻布台ヒルズ ガーデンプラザA MB階
アーティスト:坂本龍一 + 高谷史郎
音響ディレクター:ZAK
チケット:https://www.e-tix.jp/ambientkyoto2026/
ウェブサイト:https://ambientkyoto.com/
X:@ambientkyoto
Instagram:@ambientkyoto