BAPE® × KAZUKI KURAISHI、SNOWBOARDコレクションの発売を祝し札幌国際スキー場でローンチイベント開催
今回のイベントでは、UAP CAMOのシグネチャーパターンをまとったウェアを着用したプロスノーボーダーHaku、Naru、倉石氏本人、HIPHOP/R&Bグループ・XGのリーダーで元プロスノーボーダーのJURIN、Kaneeeらが斜面を滑走し、来場者を魅了。伝説的ブランドSIMSとのコラボによる特別デザインのデッキも登場し、注目を集めた。

倉石氏の視点でデザインされたウェアやグラフィックを施したボードは、ゲレンデの白銀とコントラストを成し、ライダーたちの動きを視覚的にも際立たせた。このコレクションがファッションアイテムであると同時に、本格的なパフォーマンスギアであることを証明した。

山麓から山頂へと向かうゴンドラには、今回のコレクションのビジュアルで全面ラッピングが施された特別仕様のキャビンが登場。UAP CAMOとBAPECAMOのパターンが客車を覆い、移動する展示として、また空中を行く体験型インスタレーションとして機能した。

Lounge The 6をメイン会場としたイベントでは、中央にやぐらを設置し、デジタルサイネージやコラボ仕様の提灯で演出。テラスには巨大APEHEADバルーンや、「THE WHOLE EARTH IS ALREADY IN SPACE(地球全体がすでに宇宙にある)」という本コレクションのスローガンが描かれたアートウォールが設けられ、雪景色をバックにブランドのアイコニックなシンボルが浮かび上がった。

会場には倉石氏のスノーボード仲間、スノーボード教室に通う子どもたちとその家族など倉石氏のルーツと日常を象徴する人々と、XGのJURIN、Kōki、ORANGE RANGEのNAOTO、Ray、SHO、Sean Wotherspoonなど倉石氏と交流を持つ多彩なゲストが集結し、会場を盛り上げた。
オープニングDJセットはORANGE RANGEのNAOTOとDJ PREPAREが担当。NAOTOが選曲したハウスから始まり、DJ PREPARE が引き継いだHIP-HOPセットへとシームレスに移行し、会場は高揚感に包まれた。音楽は異なる世代とバックグラウンドを持つ人々を一つにする役割を果たした。
続くプログラムでは、倉石氏の背景と今回のコレクション誕生までの道のりを追ったドキュメンタリーフィルムも上映された。
イベントのフィナーレには、KaneeeとSHOによるライブパフォーマンスが披露され、観客のボルテージは最高潮に。さらにメディア・特別ゲスト向けに次シーズンのアイテムも初公開され、今後の展開への期待が高まった。

BAPE®× KAZUKI KURAISHI コレクションは<A BATHING APE®>直営店および公式オンラインストアで発売中。
<A BATHING APE®>について
1993年、東京の原宿で誕生した「BAPE®」こと<A BATHING APE®︎>は、30年以上にわたり日本のストリートファッションを象徴するブランドとして君臨し続けている。日本のファッションカルチャーを世界に発信することを目指し、「APE HEAD」「BAPE® CAMO」「BABY MILO®︎」などの象徴的なモチーフやオリジナルパターン、キャラクターを確立してきた。現在、世界中に40以上の店舗を展開しており、「BAPE®」はストリートファッションの象徴として認知され、世界中で最も注目されるエクスクルーシブなブランドの一つとなっている。成長する顧客層に応えるため、「Mr. BATHING APE®」「AAPE BY A BATHING APE®」「BAPY®」「APEE」「BAPE BLACK®」といったディフュージョンラインを拡充し、さまざまな顧客セグメントに対応している。さらに、「BAPE®」はアート、家具、玩具などのライフスタイル分野にも進出し、ファンがブランドを多面的に楽しめる体験を提供。また、数々の国際的なブランドやアーティストとのコラボレーションを成功させることで、無限のアイデアを形にし続け、ストリートファッションにおける確固たる地位を築いている。
<KAZUKI KURAISHI>について
1975年、東京生まれ。高校卒業後、コロラドでスノーボードとマウンテンバイクのキャリアを積み、その後ニューヨークへ渡りグラフィックアートを学ぶ。帰国後は<adidas Originals>、<CASHCA>、<KAPPA>など数々のファッションブランドでクリエイティブディレクターおよびグラフィックアーティストとして活動。さらに、イアン・ブラウンやトミー・ゲレロといったミュージシャンのアルバムジャケットデザインも多数手がける。現在は、アートディレクターの長戸哲也との共同プロジェクト A.FOUR Labs / DUSTNATION や、ジェームス・ラヴェル(UNKLE)とタッグを組んだ Studio Ar.Mour を通じて、独自のクリエイティビティを発信している。2018 年には THE NORTH FACE APAC Global Design Project Team のデザイナーに就任し、2021/22 シーズンより DESCENTE のスノーボード/フリースキーラインのデザインを担当。音楽活動にも精力的で、NAOTO(delofamilia)とともに結成したバンド isand ism のメンバーとしても表現を続けている。また、2012 年には著書『Odds and Ends』を出版し、ファッションにとどまらず自身が愛するアイテムをアーカイブとしてまとめている。