LUGGAGE LABELと沼津倶楽部が贈る企画展「旅籠 温故知新」、11/1(金)より開催
本展は、創業90周年を迎えた<吉田カバン>のブランド<LUGGAGE LABEL(ラゲッジレーベル)>との共催によるもので、「旅」という時間を再考する内容となっている。年に一度だけ新作を発表し、限られた店舗でのみ展開される<LUGGAGE LABEL>にとって、過去の3シリーズを一堂に揃えて展示・販売する初の試みとなる。
展示会では、2023年発表の「OLDNEW」、2024年の「TRUE BLUE」、そして最新作である2025年の「FILAMENT」の3シリーズが一堂に会する。いずれのシリーズも、染色職人や革職人の手によって一点一点手作業で作られており、限られた店舗でしか手に取ることができない希少なラインナップである。展示と同時に販売も行われるため、実際に手に取りながら「旅の相棒」となるバッグを選ぶことができる貴重な機会となっている。
また、会場では伝統的な染色技法「柿渋染め」を用いた「OLDNEW」の制作工程を、染色、乾燥、収穫という3つの要素で構成したインスタレーションとして展開。手作業で染め上げられるバッグが生まれる過程を空間全体で表現し、沼津倶楽部の歴史ある建築と静かに響き合う没入体験を提供する。

さらに、展示会期間中に商品を購入した来場者には、登録有形文化財「茶亭」の「昭和の間」にて、旅にまつわる書籍を自由に楽しめるライブラリー空間を提供。通常は宿泊者しか立ち入れないこの空間で、次なる旅へのインスピレーションを得られる特別なひとときを過ごすことができる。加えて、購入者の中から抽選で沼津倶楽部のスパを体験できる特典も用意されており、富士の湧水を使用した人工温泉や岩盤浴、サウナなどを楽しめる“旅の締めくくり”としての贅沢な体験も待っている。

また、会場では来場者全員が楽しめる茶屋メニュー「数寄餅(すきもち)」を提供。数寄屋造りの建築と四季の移ろいを感じさせる餅菓子は、沼津倶楽部の原点である松岩亭の精神を今に受け継いだもので、宿泊やレストラン利用の有無にかかわらず楽しめる。
現代の旅人が再び「旅籠(はたご)」に集い、次なる目的地へと思いを馳せるこの企画展。沼津倶楽部の建築美と<LUGGAGE LABEL>のクラフトマンシップが交錯する空間で、「旅」という時間の本質を体感してほしい。
「旅籠 温故知新 Wen old wisdom new」
期間:2025年11月1日(金)〜11月24日(月)
時間:14:00〜18:00(最終入館17:30)※予約不要
入場料:1,800円(税込)※茶屋メニュー「数寄餅」1,500円分を含む
会場:沼津倶楽部 別邸
住所:静岡県沼津市千本郷林1907-8
※入場料・物販の購入は現金不可。交通系IC・クレジットカード・QRコード決済対応。
沼津倶楽部公式サイト
沼津倶楽部 Instagram:@numazuclub_official
吉田カバン公式サイト
LUGGAGE LABEL Instagram:@luggagelabel_official




