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NO-MAに25人の“前衛”が集う「アヴァンギャルドですが、なにか」が開催中

Oct 29, 2025
滋賀県・近江八幡のボーダレス・アートミュージアムNO-MAにて、NO-MA企画展「アヴァンギャルドですが、なにか」が10月18日(土)から2026年1月12日(月・祝)まで開催される。

NO-MAに25人の“前衛”が集う「アヴァンギャルドですが、なにか」が開催中

Oct 29, 2025 - NEWS
滋賀県・近江八幡のボーダレス・アートミュージアムNO-MAにて、NO-MA企画展「アヴァンギャルドですが、なにか」が10月18日(土)から2026年1月12日(月・祝)まで開催される。

本展は、EXPO 2025 大阪・関西万博の「障害者の文化芸術国際フェスティバル」会場(ギャラリーWEST)で展示された25名のアール・ブリュット作家による作品を、古民家を改装したNO-MAの空間に迎えて再構成。万博期間中、わずか3日間で6,500人超が来場した熱気を、今度は69日間という時間の中でじっくりと体感できる。

伊藤裕 ≪ジェットコースター≫ 2011 ©木奥恵三

井口直人 ≪無題≫ 2003-2006

戸次公明 ≪タイトル不詳≫ 1990年代後半頃 ©木奥恵三

大川誠 ≪Makoot(No.100)≫ 2005-2014 ©木奥恵三

渡邊義紘 ≪フラミンゴ≫ 2015 ©木奥恵三

キュレーターを務めるのは、株式会社ヘラルボニーCAOの黒澤浩美。「創造的な先駆者とは誰なのか」という問いを軸に、日常や個人的な衝動から生まれる表現を“前衛”として捉え直す試みだ。黒澤は、「情熱と違いへのひらかれこそが前衛を生む」と語る。

また、見えにくい・聞こえにくい・文字が苦手など、多様な来館者が楽しめるよう、情報保障や触って楽しめる展示物も用意されている。必要なサポートは事前に相談可能だ。

触れる距離で立ち上がる造形、編まれ続ける時間、紙片のリズムに浮かぶ風景。
“創造の先駆者”とは何か――その問いが、静かにひらかれていく。

【出展作家(25名)】
井口直人、石野敬祐、伊藤裕、犬塚弘、岩瀬俊一、大川誠、勝部翔太、古久保憲満、小林一緒、坂元郁代、高丸誠、辻勇二、鶴岡一義、戸舎清志、西岡弘治、野間口桂介、野本竜士、半澤真人、藤岡祐機、戸次公明、戸來貴規、前田泰宏、松本倫子、山﨑健一、渡邊義紘

【開催情報】
展覧会名:NO-MA企画展「アヴァンギャルドですが、なにか」
会期:2025年10月18日(土)〜2026年1月12日(月・祝)
会場:ボーダレス・アートミュージアムNO-MA(滋賀県近江八幡市永原町上16
開館時間:11:00〜17:00
休館日:月曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12/29〜1/5)
観覧料:一般700円(650円)/高大生650円(600円)
※中学生以下無料、障害のある方と付添者1名無料
※( )内は 20名以上の団体料金
URL:https://no-ma.jp/

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