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MARINE SERREが2025年秋冬キャンペーンの第二章を発表

Sep 25, 2025
<MARINE SERRE(マリーン セル)>は、2025年3月10日、La Monnaie de Paris (ラ・モネ・ド・パリ/フランス造幣局)で開催された2025年秋冬コレクションショーテーマをさらに広げ、再解釈した今季のビジュアルキャンペーンを発表した。

MARINE SERREが2025年秋冬キャンペーンの第二章を発表

Sep 25, 2025 - NEWS
<MARINE SERRE(マリーン セル)>は、2025年3月10日、La Monnaie de Paris (ラ・モネ・ド・パリ/フランス造幣局)で開催された2025年秋冬コレクションショーテーマをさらに広げ、再解釈した今季のビジュアルキャンペーンを発表した。

本コレクションは、メゾンにとって決定的な瞬間であり、マリーン自身と彼女のクリエイションの進化を示すものになっている。幻想、象徴、継承というテーマを通して、力強く精緻かつ官能的なシルエットを提案している。構築的なテーラリング、ウエストを強調したライン、大胆なショルダーは、1950年代と1980年代の「ファム・ファタール(魔性の女)」を想起させる。すべてのライン、ボリューム、ディテールに息づくのは、より成熟したクリエイション。そこには、大胆なフェミニニティと詩情豊かな力強さ、そして表層的な美にとどまることなく、その奥に潜む本質へ挑む意志が込められている。この揺るぎない精神を基盤に、2025年秋冬キャンペーンが誕生した。

ショーの映画的的要素を反映した本キャンペーンは3幕構成で展開される。フォトグラファーデュオのJulia & Vincent(ジュリア&ヴァンサン)、そして映像作家のAdrien Lallau(アドリアン・ラーロ)が構想を手掛けた。3つの異なる都市で撮影された各章は、Marine Serre(マリーン・セル)が大切にする文化的・映画的リファレンスを取り入れながら、コレクションを独自の解釈で表現している。
第二章は、黄金に霞むパリの朝からロサンゼルスの夜の深い影へと移ろいながら、夢のようなロマンスへと没入する。ミステリアスな雰囲気に満ちた物語。カリフォルニアのミニマルな室内、閉ざされたブラインドの向こうで展開するのは、現代的なフィルム・ノワールのような世界。2人の女性が、プライベートな領域の中、官能的で神秘的な舞踏に絡め取られていく。

ここでの物語は直接語られるのではなく、暗示として立ち現れる。David Lynch(デヴィッド・リンチ)の映画「Mulholland Drive(邦題:マルホランド・ドライブ)」に着想を得た本章は、曖昧さと断片的な感覚の中に息づいている。白いレザーソファ、外の見えないパネル窓、ターコイズのカーペットに絡み合う手足……時が止まったかのような空間に、電話が鳴り、視線が交わり、言葉が発せられる。しかし、その真意は決して明かされることはない。

親密さと秘密のあいだには、常に緊張が漂っている。誘惑的で自信に満ち、つかみどころのない2人の女性は、視線と触れ合い、そして力の駆け引きによって形づくられる無言のラブストーリーを演じる。暗号のように意味を帯びる彼女たちのシルエットを構成するのは、シャープなテーラリング、セカンドスキンのような素材、サテンのランジェリーの要素、そしてしなやかなレザー。レイヤードされたテクスチャーは、か弱さと支配、その境界線を曖昧にしていく。

第二章で焦点を当てるのは、今シーズンを象徴するアクセサリーのひとつであるEclips(エクリップス)バッグ。エンボス加工を施したブラックのモノグラムレザーで仕立てられ、三日月からインスピレーションを得ています。流麗で曲線的、そしてどこか謎めいたその姿は、秘められた感情や夜の力を象徴し、動き続ける「ファム・ファタール(魔性の女)」のためのトーテムとなる。

パンプス 
146,300円(税込)
10月下旬より発売

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