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アートギャラリー STANDING PINE 東京でグループ展「PORTRAIT」が開催中、6名のアーティストが肖像表現を再考する作品を展示

Jul 11, 2025
アートギャラリー STANDING PINE 東京にて、7月26日(土)までグループ展「PORTRAIT」が開催中。

アートギャラリー STANDING PINE 東京でグループ展「PORTRAIT」が開催中、6名のアーティストが肖像表現を再考する作品を展示

Jul 11, 2025 - NEWS
アートギャラリー STANDING PINE 東京にて、7月26日(土)までグループ展「PORTRAIT」が開催中。

本展には、エミリー・アンダーセン(イギリス)、トビアス・カッペル(ドイツ)、櫻井啓裕(日本)、トマ・ジラン(フランス)、ルーカス・フォレット・セリンスキ(ブラジル)、平川典俊(日本)の6名が参加。肖像表現の本質にあらためて向き合い、人と作品との関係性に新たな視点を提示する。

本展では、以下のような多彩なアプローチが見られる。

・エミリー・アンダーセン
産業遺構や都市空間を詩的に切り取った写真とともに、著名なアーティストや建築家らのポートレート作品を展示。時間や記憶をテーマに、肖像という言語を写真で探求する。
(左)Emily Andersen《The jackson Twins》2022 (中)Emily Andersen《Lbend and Fragmen》2024 (右)Emily Andersen《Nan Goldin.》2022

・トビアス・カッペル
アナログとデジタルの境界を横断しながら、ノイズやエラーをあえて取り入れた作品を通して、視覚情報の「理解」を批評的に探る。

・トマ・ジラン
立体作品とドローイングを融合させ、空間との関係性を描き出すことで、空間そのものの肖像を創り上げる。
(左)Tobias Kappel《mpssbl 's nthng》2019(右下)Thomas Gillant《Comer elevation, hollowed-out》2025

・櫻井啓裕
2002年にパリのファッションショーで撮影されたバックステージ写真をもとに、新作を発表。「匿名性」「集団性」「不在の気配」をテーマに、記憶と時間が交差する「肖像」を表現する。
(左)Yoshiro Sakurai《Untitled #5》2019 (右)Yoshiro Sakurai《Untitled #7》2025

・ルーカス・フォレット・セリンスキ
クィア・セクシュアリティや快楽の感覚を題材に、アナログ写真や手作業の技法を用いた作品で、親密な身体表現を探る。

・平川典俊
ユング心理学における「アニマ」の概念を起点に、南明奈を被写体とした作品を展示。ジェンダーとアイデンティティの境界を問う実験的なシリーズを展開する。
(左)Noritoshi Hirakawa《The animaʼs talent》2014 / 2016 (中)Noritoshi Hirakawa《The animaʼs talent》2014 / 2016 (右)Lucas Foletto Celinski《Fixation Nature》2024

グループ展「PORTRAIT」
会期:2025年7月5日(土)~7月26日(土)
開廊時間:12:00~18:00
休廊日:日曜・月曜・祝日
会場:STANDING PINE 東京
住所:〒140-0002 東京都品川区東品川1丁目33−10 TERRADA Art Complex1 3F
協力:Loww Gallery
公式サイト
Instagram:@standing_pine

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