本コラボレーションは、女性らしさが花開く瞬間のお祝い。デザイナーのマグダにとって、コレクションの中心的モチーフであるバラは女性らしさを表すのに最適なシンボルであり、柔らかさと自信、繊細さと自立心、魅力的で成長し続ける存在である。

コレクション全体を通して、グラフィックなプリントから繊細な装飾、そして構築的なフォルムまで、バラがあらゆる形で表現されている。マグダはバラの持つ自然の美しさからインスピレーションを得て、花びらが広がるようなイメージを思い起こさせるアイテムに仕上げている。リッチな赤、情熱的なピンク、深みのあるワインレッドのパレットは、まるで満開に咲き誇る鮮やかな庭園の色調を映し出し、それぞれのアイテムをロマンティックなオーラで包み込んでいる。

本コレクションは、マグダの10年にわたる歴史のコンテンポラリーな レディ・トウ・ウェアを代表するアイテムを取り入れたものとなっている。彼女の持つ大胆なドレス、ワイドショルダーのテーラリングからオーバーサイズのコートまで、タフで構造的な要素を組み合わせる手法は、本コレクションでもひときわ際立っている。

赤いバラのブーケを思わせるような、喜びに満ちたレッドのフリル・ドレスも登場する。このドレスの胸元には構築的なカッティングがほどこされ、フリルとのコントラストがエッジを効かせている。クロシェレース・ドレスとともに、本コレクションの注目アイテムのひとつである。どちらのドレスもコレクションの本質を体現し、マグダならではの女性らしさ、大胆さ、そして繊細な技術を融合させている。

そのほか、メッシュのコルセット、ヒップのパッド、バストの花が特徴的なホワイトのクロシェレース・ドレス、ブラックのスパンコール・ドレスも同様の雰囲気を醸し出している。これらのアイテムはソフトなラインと構築的なラインの両方で女性の体型を引き立たせてくれる。さらに、マグダのアイコニックなアイテムであるグラマラスさをもたらしたジャージードレスは、＜H&M＞との新作としてピンク、レッド、ローズプリントの様々なカットとカラーで登場し、身体を優しく包み込みような多用途でモダンなスタイルを提供する。

コレクション中でのマグダのお気に入りである、骨組みとタフさを兼ね備えたワインレッドのロング・ライン・レザー・コートは力強いショルダーとベルト付きウエストの洗練されたシルエットがポイントとなっている。100％ウールを使用したスーツは、コート同様にショルダーが強調され、タイムレスなブラックのテーラリング、バラのジャカードが裏地にあしらわれている。 スーツ・パンツはワイドにカットされ、腰の位置を低くすることで現代的な印象を与えている。また、リバーシブルのブルゾンは、片面が黒、もう片面が大胆なバラのプリントの万能デザインになっている。

ワードローブを充実させる、ディテールへのこだわりを生かしたよりカジュアルなオプションもコレクションには含まれている。ブラックの取り外し可能なストラップ付きフリル・トップスは、洗練されたスカートと合わせてドレスアップしたムードにも、ワイドレッグ・ジーンズと合わせてカジュアルなスタイリングも楽しめる。首元に花の装飾をほどこしたブラックのボディスーツは、重ね着にふさわしく、 ショルダーパット付きのTシャツはウエストにバラ柄のギャザーがあしらわれている。 また、インパクトのあるロングラインのカーディガンには特別なバラのジャカードが織り込まれている。カーディガンとお揃いのニットトップスやミニショーツとのコーディネートでさらに魅力あるスタイルに仕上がる。

アクセサリーはさらにコレクションを輝かせ、それぞれのアクセサリーが気品と魅力を添えている。ヒールに花を飾ったストラップサンダル、シルバー・クリスタルで仕上げたアイコニックなフラワーイヤリング、ロングトレーンのきらめくネックレスは、あらゆる着こなしに華やかさを加える。メッシュに繊細なバラの茎をモチーフにした20デニールの黒タイツ、バラ柄のスクランチーやコサージュは、スタイリングの可能性を無限に広げてくれる。サングラスはパールのようなバラの細工がフレームに加えられ、タイムレスな洗練さを演出する。100％シルクのスカーフ、レースのバンダナ、スカーフのついたキャップは、マグダのスラブの伝統へのオマージュであり、ポーランド女性のエッセンスを再解釈し、エレガントでコンテンポラリーなエッジを効かせている。

これらのコレクションは、フェミニンで詩的な印象をもたらし、ロマンチックに花開くスラブの世界を探求する＜Magda Butrym＞から全女性たちに向けての贈り物となっている。スラヴスタイルのロマンティックな世界へ導くアイテム全45型を、4月24日(木)よりH&M渋谷店および公式オンラインストア(hm.com)にて限定発売する。