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「開館5周年記念展 熊谷守一 へたも絵のうち」が12/20(土)より角川武蔵野ミュージアムで開催、静けさにひらく熊谷守一のまなざし

Dec 15, 2025
角川武蔵野ミュージアム4階 エディットアンドアートギャラリーでは、2025年12月20日(土)から2026年3月9日(月)まで「開館5周年記念展 熊谷守一 へたも絵のうち」を開催する。明治から昭和にかけて独自の表現を築いた画家・熊谷守一(1880–1977)の油彩、日本画、そして晩年の書まで、その歩みが4つの章でたどられる展覧会だ。(PHOTO:《桃》1955 年、板・油彩、熊谷守一つけち記念館蔵)

「開館5周年記念展 熊谷守一 へたも絵のうち」が12/20(土)より角川武蔵野ミュージアムで開催、静けさにひらく熊谷守一のまなざし

Dec 15, 2025 - NEWS
角川武蔵野ミュージアム4階 エディットアンドアートギャラリーでは、2025年12月20日(土)から2026年3月9日(月)まで「開館5周年記念展 熊谷守一 へたも絵のうち」を開催する。明治から昭和にかけて独自の表現を築いた画家・熊谷守一(1880–1977)の油彩、日本画、そして晩年の書まで、その歩みが4つの章でたどられる展覧会だ。(PHOTO:《桃》1955 年、板・油彩、熊谷守一つけち記念館蔵)

熊谷の作品は、明るい色彩と簡潔な形からなる独自の表現が“モリカズ様式”として知られるが、その到達点に至るまでには長い探求の時間があったという。本展では、その試行錯誤を含む画業の流れが、章ごとにゆっくりと開かれていく。

最初の章では、画家になるまでの時期に生まれた作品を紹介。続く章では、光や色を手がかりに自身の表現を模索していたころの姿が示される。三つ目の章では、色と形の境界に触れる作品が並び、“モリカズ様式”が形づくられていく過程に立ち会える構成になっている。《雪》(1959年)や《猫》(1975年)といった作品からも、その独自の表現の息づかいが感じられる。

《雪》1959 年、板・油彩、熊谷守一つけち記念館蔵

 

《猫》1975 年、紙本・墨画淡彩、熊谷守一つけち記念館蔵

 

そして最終章では、晩年に力を注いだ書に出会える。《ほとけさま》(1972年)などの作品には、熊谷の生き方そのものが柔らかく映り込むようだ。著書『へたも絵のうち』に共感した角川源義が、句集『西行の日』の題字を依頼した逸話も、本展に静かな深みを添えている。

《無一物》1975 年、紙本・墨書

《ほとけさま》1972 年、紙本・墨書

油彩、日本画、書がひとつの道のりとしてつながる空間には、熊谷が長く向き合ってきたまなざしが、そっと漂っている。

 

【開催情報】
展覧会名:開館5周年記念展 熊谷守一 へたも絵のうち
会期:2025年12月20日(土)〜2026年3月9日(月)
会場:角川武蔵野ミュージアム4階 エディットアンドアートギャラリー
開館時間:10:00~18:00(最終入館 17:30)
休館日:毎週火曜日、12月31日(水)、2026年1月1日(木)、1月19日(月)~1月23日(金)
※ただし12月30日(火)は臨時開館
観覧料(KCMスタンダードチケット・税込):
一般(大学生以上)1,400円/中高生 1,200円/小学生 1,000円/未就学児 無料
主催:角川武蔵野ミュージアム(公益財団法人 角川文化振興財団)
URL:https://kadcul.com/
Instagram:@kadokawa_culture_museum

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