A.P.C.がTame Impalaとのコラボレーションコレクション「Interaction #25」を発表
A.P.C.はLacoste、sacai、JJJJoundなど多様なブランドや、カトリーヌ・ドヌーヴ、ジェーン・バーキン、ケイティ・ホームズやキッド・カディなどの世界的なアイコンとのコラボレーションを前に提案してきた。カプセルコレクションの中でも大きな反響を呼びそうな今回のコレクションでは、オーストラリアのバンドTame Impalaのリーダー、ケヴィン・パーカーがバンドのテクニカラーサウンドと完全に調和する綿密なデザインのコレクションを通じて”サイケデリック・ミニマリズム”を探求している。
A.P.C.の創設者ジャン・トゥイトゥが言うには、娘からTame Impalaを聴かされたとき、ソフト・マシーンからピンク・フロイドまで、1960年代の好きだった音楽が全て集約されているような印象を受けた。彼らの特異な音楽性と一見気取らないように見えるスタイルがすぐに好きになったという。
A.P.C.とTame Impalaがコラボレーションし、A.P.C.の洗練されたミニマルな表現を通じて、ケヴィン・パーカーの大胆で最大主義的なクリエイティブ・ビジョンを探求している。細部へのこだわりとアナログから得た現代的なインスピレーションが、両ブランドの連携を強化している。パーカーの音楽とパフォーマンスが創り上げる深みのある音響世界と同様に、今回のコレクションはTame Impalaの音楽に対する美学と装いを強調した。
新作コレクションはパステル調やアースカラー、落ち着いた色調のゆったりとした流れるようなシルエットを特徴とし、1970年代のオーストラリアのポスト・ヒッピーグループやコミュニティ、そしてパーカーの瞑想を含むパーソナルで遊び心あふれる要素がインスピレーション源となっている。
エコフレンドリーなミネラル染料を使用したパステルイエロー、ピンク、チャコールグレーのジャージやフリース、デニムは、サステイナブルでありながらもパーカーのニーズを満たす素材を取り揃えている。同色系でまとめたり、違う色を組み合わせたりと、自由な着こなしが可能だ。
Tame Impalaの特長であるサイケデリックなタッチは、マルチカラーのアルパカセーターやストライプのコーデュロイパンツに取り入れられている。ロゴ付きのバケットハットやサングラス、ペールピンクやフェードピンク、チャコールグレーのデニム製バッグなどのオリジナルアクセサリーがコレクションにアクセントを加えている。白いコットンTシャツにはシルクスクリーンプリントでTame Impalaの楽曲のタイトル”breathe deeper”が施され、瞑想のテーマを象徴している。
クリーム色のキルティングジャージー素材のスウェットシャツとランニングパンツは、まるで雲の中にいるかのような柔らかさで体を包み込む。波模様のキルティングが施されたジャージー素材のダークネイビージャケットは、重要なアイテムであるペインタージャケットに新しい詩的なタッチを加えている。なお、コレクションの全てのアイテムはユニセックスである。
A.P.C. Interaction #25 Tame Impalaカプセルコレクションは2024年7月18日(木)より公式オンラインストア、代官山HOMME、湘南、金沢、名古屋、京都、福岡店で販売される。