草野絵美の生成AIによる新作が金沢21世紀美術館にて10/7(土)から展示、限定無料NFTアートも配布
東京都出身。レトロフューチャーをテーマに創作活動を行う。世界三代オークション・クリスティーズ、ヴィクトリア&アルバートミュージアム、Bright Moments、Unit Londonなど国内外で展示を行う。高校時代に原宿でストリート写真家デビューし、その後「Satellite Young」の主宰兼リードシンガーとしても活動し、音楽とインスタレーションアートを中心に活動。2021年、当時8歳の息子の「Zombie Zoo Keeper」プロジェクトをきっかけにWeb3ムーブメントに参加。22年インディペンデント・アニメスタジオ「新星ギャルバース」共同創設、ローンチ後販売したNFTアートはOpenSeaの取引総額ランキングで世界1位に輝いた。今回は、画像生成AIで制作したイメージ群で構成されたインスタレーションを発表。AIと人間の記憶の関係性を探る。
株式会社 Fictionera 共同創業者/CEO
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Instagram: @emiksn
金沢21世紀美術館で2023年10月7日(土)から2024年3月17日(日)まで開催される展覧会「D X P(デジタル・トランスフォーメーション・プラネット)―次のインターフェースへ」に、アーティスト草野絵美が参加する。今回の展示では、先日テキサスで行われた生成アートの祭典Art Blocks marfaで公開したAI写真シリーズ「Pixelated Perception」に加え、代表作「Neural Fad」を映像化した新作インスタレーション「Morphing Memory of Neural Fad」を初公開。
さらに、Callback株式会社の協力により、会場限定で、グラフィックデザイナー 稲葉英樹氏とコラボレーションした限定NFTも無料配布される。
展示作品
Neural Fad
草野絵美の新作「Morphing Memory of Neural Fad」は、彼女の代表作である「Neural Fad」が新たな形で生まれ変わったもの。生成AIを用いて東京のストリートファッションの歴史を再解釈し、戦後の日本のサブカルチャーを探求するこの作品は、もともと100点の写真作品としてBright Moments Tokyoで発表された。今回、草野はAIで生成した膨大なデータを基に、モガ、フーテン族、タケノコ族、カラス族、デコラなど、東京の多様なストリートファッションヒストリーを映像インスタレーションに昇華した。
アーティスト:草野絵美
ビデオ・ディレクター, 技術協力:キョウダカンジ
Pixelated Perception
Pixelated Perceptionは、AIで作成した架空の人々の肖像を用いて、デジタル時代のアイデンティティと認識について考察する。この作品は、仮想と現実の相互作用について、そして、1990年代の日本におけるピクセル/モザイクをめぐるジェンダーロールについて考えさせられる。
展覧会について
デジタルを食べる!? ―身体と一体化するテクノロジー
デジタルテクノロジーによってこの地球という惑星、そこに住む「私たち」の生き方や感性はどのように変わっていくのだろうか。20世紀から繰り返されてきたこの問いに対して2023年、いままでとは全く違った惑星の姿が出現しようとしている。人新世とよばれ、見えないネットワークやAI によるコントロールにひたされたこの惑星DXPでは、テクノロジーと生物との関係が日々新たに生成されている。
DXP展は、アーティスト、建築家、科学者、プログラマーなどが領域横断的にこの変容をとらえ、今おこっていることを理解し、それを感じられるものとして展開するインターフェースとなる。注目のテクノロジーであるAI、メタバースやビッグデータで構成される一つのリアリティ、そしてヴィジョンとしてのDXPは衣食住も含めた総合的なライフの可能性を提案する。
期間:2023年10月7日(土) 〜2024年3月17日(日) 10:00〜18:00(金・土曜日は20:00まで)
会場:金沢21世紀美術館 展示室7〜14(要チケット)、デザインギャラリー(無料)、長期インスタレーションルーム(無料)
https://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=17&d=1810
作家一覧
・AFROSCOPE(ガーナ)
・レフィーク・アナドール/Refik Anadol(トルコ、アメリカ)
・アンリアレイジ/ANREALAGE(日本)
・シュルティ・ベリアッパ&キラン・クマール/Shruti Belliappa & Kiraṇ Kumār(インド)
・GROUP(日本)
・HATRA+Yuma Kishi(日本)
・Keiken(日本、イスラエル、メキシコ)
・河野富広/Tomihiro Kono(日本)
・MANTLE: 伊阪柊+中村壮志/MANTLE: Shu Isaka+Nakamura Soshi(日本)
・松田将英/Shōei Matsuda
・デイヴィッド・オライリー/David OReilly(アイルランド)
・VUILD(日本)
・東京大学池上高志研究室(協力:大阪大学石黒浩研究室)
Takashi Ikegami Laboratory, University of Tokyo(Supported by Hiroshi Ishiguro Laboratory, University of Osaka)
・ジョナサン・ザワダ/Jonathan Zawada(オーストラリア)
・メルベ・アクドガン/Merve Akdogan(トルコ)
・デイヴィッド・ブランディ/David Blandy(イギリス)
・明治大学宮下芳明研究室/Homei Miyashita Laboratory, Meiji University(日本)
・草野絵美/Emi Kusano(日本)
・MANTLE (伊阪柊 + 中村壮志)/MANTLE: Shu Isaka+Soshi Nakamura(日本)
・ティル・ノワク/Till Nowak(ドイツ)
・スプツニ子!/Sputniko!(日本)
・デイヴィッド・オライリー/David OReilly(アイルランド)