UNDERCOVERが天童木工製の新作チェアを発売
デザイナー高橋盾が手掛ける<UNDERCOVER(アンダーカバー)>が、1点ものとしてアナキズムのシンボルであるサークルAを背面に配し制作していた、アナーキーチェア。この度、サークルAの部分にアクリルを使用した新しいアナーキーチェアが発売。
既にある他の家具とも調和するようシンプルでありながら、サークルAの配置、脚のキャップの異素材など、アンダーカバーらしいエッセンスが入ったデザインであることは前回同様となっている。
そして今回も、耐久性や精度を確保するためにも、日本を代表する家具メーカーである天童木工が製作した。
座面やくぼみの厚さ、脚に当たる部分のカーブなどを調整し、座り心地を追求。座面に使用される素材は、黒の天然皮革とオフホワイトのフランス製ウールボアの2種を用意。
サイズ:W460 x D504 x H845 SH450mm
価格:
天然皮革 (Black):¥210,000(税込 ¥231,000)
ウールボア (Off White):¥250,000(税込 ¥275,000)
天童木工
1940年創業の家具メーカー。1947年、成形合板家具の研究に着手。薄い板を重ね合わせ、型に入れて自由な形をつくる「成形合板」技術を日本でいち早く実用化したことでも知られている。国内外の建築家やデザイナーとの協働を早くから進め、デ ザイン史に残る家具を数多く生み出している。柳宗理のバタフライスツール(1956年)は代表作のひとつで、ニューヨーク 近代美術館やルーブル美術館など世界各地のミュージアムに永久所蔵品としてコレクションされている。 その技術力が生む耐久性や信頼性から、政府機関や公共施設などの納入実績も多く、建築家や設計事務所からの支持も厚い。
なお今回の発売に合わせて、2月2日(木)〜12日(日)の期間に『DOVER STREET MARKET GINZA』1階スペースにて、アナーキーチェアのスペシャルインスタレーションを展開。同店限定で高橋氏が直接手彫りを施した1点物の特別なアナーキーチェアが数点販売される。