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新しい時代の複合施設の形を提案するスモールコンプレックス「CABO」が代々木上原にオープン予定

Apr 29, 2023
「CABO」という施設名は、「結合(co)と発散(ab)の循環」を意味から。

場を通して生まれる”つながり”が外へと波及していく力となり、またそこに新たな人を惹き付けていく。そうした”関係の循環”こそ、都市という存在が時代を超えて持ち続ける普遍的な魅力であり、その実践を目指す。

新しい時代の複合施設の形を提案するスモールコンプレックス「CABO」が代々木上原にオープン予定

Apr 29, 2023 - NEWS
「CABO」という施設名は、「結合(co)と発散(ab)の循環」を意味から。

場を通して生まれる”つながり”が外へと波及していく力となり、またそこに新たな人を惹き付けていく。そうした”関係の循環”こそ、都市という存在が時代を超えて持ち続ける普遍的な魅力であり、その実践を目指す。

職・住・遊の融合を基本コンセプトとする同施設は、グランドレベル(1F)には飲食店やショップが入り、その上階(2F〜5F)は、さまざまな用途を選択できるオフィス区画とミニマルなライフスタイルに適応したレジデンス区画が混ざったミクストユースのフロア構成となっている。

また、建物の顔となる区画には、日々の生活に寄り添う上質なコーヒーやカクテル、食事や会話を代々木上原の地で提供してきた「No.」が、新たにブックストアを併設して完全移転、リニューアルオープンする。

301が運営する「No.」は、「生活空間」としてのCafe&Barと「仕事空間」としてのデザインオフィスが融合した場であり、日々出入りする「CABO」内外の様々な人々の営みから得るリアルな知見を、「CABO」全体の事業運営に還元していく。

グランドレベルの奥の区画には、日本のレストランシーンに新たなスタイルを提案し話題となった目黒の人気レストラン「kabi」と兜町の姉妹店「caveman」から独立するチームによる気鋭のレストラン&ワインバー「ukiyo」が出店。成熟しつつある代々木上原の飲食シーンに、新たな刺激と変化を起こしていくことが期待される。

「No.」と「ukiyo」の内装設計は、目黒「kabi」や幡ヶ谷「flow」などカルチャーシーンを牽引する数々の人気店の設計を手掛け、かつ代々木上原に事務所を構えるMILESTONEが担当。

つながりやローカリティを踏まえたチーム編成で、施設のグランドレベルの風景をデザインしている。

プロジェクトチームコメント/プロフィール

『No.』オーナー 大谷省悟

「企画やデザインの仕事をする中で、クリエイティブな仕事をする人たちが心地よく働ける場所ってどんな場所だろう?と考え続けてきました。朝はバリスタがつくる美味しいコーヒーが飲めて、夜はバーテンダーがつくる上質なカクテルが飲めて、オールデイで気の利いた料理が食べられる。そういう人と人が出会い自由に語らう生活空間と、会話から生まれたアイディアを形にしていく仕事空間が、絶妙なバランスで融合している場所。朝から夜まで誰もがふらっと足を運びたくなるような場所。それが自分がNo.を通して実現しようとしたビジョンでした。
リニューアルするNo.では、ずっとやりたかったブックショップを新たに併設し、日々の中にこれまで以上のインスピレーションを提供していきたいと思っています」

 

『ukiyo』オーナーソムリエ 竹内直人

「近年、代々木上原エリアには素敵な飲食店が増え、食事を目当てに沢山の方が集まってきています。カジュアルにワインや料理が楽しめるお店を中心に活気のある場所で、僕たちのレストランが目指していくのは地域の方々と食を求めて来訪される方々の交差地点です。世界各国で研鑽を積んだシェフが作るコース料理とドリンクペアリングを軸に、21時以降 Bar Time には、ナチュラルワインと遊び心のあるアラカルト料理を。落ち着いた空間の中、芯のある料理とサービスを提供します。」

 

MILESTONE

建築・インテリア・プロダクトを手がける長田篤が主宰。
代表作に「Kabi」「AC HOUSE」「松㐂」「wineshop flow」、近作に「POPPY」「songbook」「TYON」など。 設計から施工までを自社で行う。

 

 

CABOuehara(カボ ウエハラ)

開業時期: 2023年6月(予定)
住所: 東京都渋谷区上原一丁目32番3号
延床面積: 1,153.14㎡
アクセス: 代々木上原駅より徒歩20秒
ウェブサイト: https://cabo-uehara.jp/
インスタグラム:https://www.instagram.com/cabo_uehara/