gallery stoopにて「PINSTRIPE」が開催、英国のメタルワークと京都の漆工芸が融合
本プロジェクトは、Soho House Tokyoを通じて出会った英国と日本の2つの異なる伝統を組み合わせたもの。ホテル内で使用された京都の牧野漆工芸による「漆」と、英国RubinoWilsonによる伝統的な「メタルワーク」、日本の伝統工芸と英国の高度な金属加工技術を融合したラウンジチェアとサイドテーブルをgallery stoopで発表する。

Soho House Tokyoのインテリアデザインを手がけたアイルランド出身のDomhnall Nolanは、現在Soho House Designのリードインテリアデザイナーを務める。家具、デジタルアートなど幅広い分野で活動し、個人邸宅のインテリアデザインや特製インスタレーションをはじめ、イギリス、ヨーロッパ、日本などで空間デザインを手がけている。

ラウンジチェアの着想源となったのは、英国の上流階級紳士の社交場「ジェントルマンズ・クラブ」に見られるクラシックなクラブチェア。重厚で格式ある佇まいをベースに、日本の漆が持つ艶やかな表情と金属によるシャープなラインを掛け合わせ、伝統とモダンが共存するデザインへと昇華した。
漆には、ヴィンテージのピンストライプスーツから着想を得た模様を採用し、カラーリングには熟成したウイスキーを思わせる温かみのある色調を取り入れている。

牧野漆工芸は、京都で家具や家仏壇の塗師を担ってきた経験を基に、金継ぎの修繕をはじめ、数多くの特注什器を手がける漆工房。2021年に漆の新たな価値を提案するMakino Urushi Designを設立し、日本の伝統工芸である漆を現代アートへ落とし込む活動を行っている。

RubinoWilsonは、Daniela RubinoとLauren Wilsonによる金属加工を専門とする女性主導のスタジオ。イギリス・ハートフォードシャーを拠点に、ロンドンをはじめ英国各地で活動し、彫刻や建築金物を中心にスチールやアルミニウムの加工を手がけている。
本展では「PINSTRIPE」のほか、gallery stoopと牧野漆工芸のコラボレーションによって、これまで発表してきた各ラインナップや過去に制作した一点物をもとに別柄のサンプルも制作。チェアとサイドテーブルともに漆の柄を変更したオーダーも可能となる。
展示情報

展覧会名:PINSTRIPE
会期:2026年8月29日(土)~9月27日(日)
会場:gallery stoop
営業時間:12:00~19:00