2/13(金)からCONTRASTで開催、マルコ・バロッティ個展「CORAL SONIC RESILIENCE」
ベルリンを拠点に活動するメディアアーティスト、マルコ・バロッティによる「CORAL SONIC RESILIENCE」は、音がサンゴ礁の生態系に与える影響に着目した、テクノロジーとアートを横断する継続的なプロジェクトだ。気候変動や人間活動によってサンゴ礁の消失が加速するなか、健全なサンゴ礁が発する水中音が魚や海洋生物を引き寄せるという科学的研究に着想し、制作が進められてきた。
バロッティはモルディブやジャマイカでのダイビング・エクスペディションを通じ、健全なサンゴ礁の水中音環境を録音。その音は水中スピーカーを組み込んだ音響彫刻によって再生され、白化が進行するサンゴ礁の海域に設置されている。かつて海中に満ちていた音の環境を再び届けることで、海洋生物が集まりやすい状況が生まれる可能性に触れようとする試みだ。



音響彫刻は、白化したサンゴの形態をもとに3Dプリンターで制作され、環境に配慮した素材を使用。さらに太陽光発電を用いることで、長期間にわたる稼働を可能にしている。本展では、こうした取り組みを水中映像、アニメーション、AI表現を組み合わせた映像作品として発表。海中での彫刻の様子や、肉眼では捉えにくいサンゴ礁のプロセスや変化が立ち上がり、海洋環境の現在と、人と海との距離感が静かに浮かび上がる。
また、2月14日(土)深夜24時からは「Shibuya Crossing Night Art」の一環として、渋谷スクランブル交差点を囲む4面の大型LEDスクリーンにて、本作の映像上映も予定されている。
【プロフィール】
マルコ・バロッティ
音と視覚芸術を融合させるメディアアーティスト。シエナ・ジャズ・アカデミーで音楽を学んだ後、音を視覚芸術と結びつけた制作を開始する。自然環境や都市空間を舞台に、音によって駆動するキネティック・インスタレーションを展開。NTU Global Digital Art Prize、Tesla Award、Delux Colour Awardなどを受賞し、アルス・エレクトロニカやサーチ・ギャラリーなど国際的な展覧会で発表を行っている。
Instagram:@marcobarotti
【開催情報】
展覧会名:マルコ・バロッティ個展「CORAL SONIC RESILIENCE」
会期:2026年2月13日(金)– 2月15日(日)
時間:12:00 – 19:00
会場:CONTRAST
住所:東京都渋谷区富ヶ谷1-49-4-1F & B1F
入場料:無料
URL:http://contrast-tokyo.com/
Instagram:@contrast_tokyo
X:@contrast_tokyo
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Shibuya Crossing Night Art
日程:2026年2月14日(土)
時間:24:00 – 24:15 / 24:30 – 24:45
会場:渋谷スクランブル交差点
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DIG SHIBUYA 2026
会期:2026年2月13日(金)– 2月15日(日)
会場:渋谷公園通りエリア ほか
URL:https://digshibuya.com
Instagram:@digshibuya