QUI

NEWS

大宮エリー回顧展「生きているということ」、代官山・三宿・六本木の3会場で同時開催 11/21(金)より

Nov 12, 2025
2025年4月にこの世を旅立った大宮エリーの回顧展「生きているということ」が、彼女が50歳を迎えるはずだった誕生日である11月21日(金)より、都内3か所のギャラリーにて同時開催される。

大宮エリー回顧展「生きているということ」、代官山・三宿・六本木の3会場で同時開催 11/21(金)より

Nov 12, 2025 - NEWS
2025年4月にこの世を旅立った大宮エリーの回顧展「生きているということ」が、彼女が50歳を迎えるはずだった誕生日である11月21日(金)より、都内3か所のギャラリーにて同時開催される。

展示されるのは、生涯に残した1269点の作品から精選された絵画・写真・陶器・書籍など。会場ごとに異なるテーマで彼女の創作の軌跡にふれることができる。

代官山の「DAIKANYAMA GARAGE」では、大型絵画約30点をはじめ39冊の著書、初公開の絵本原画、そして2023年にヴェネチア国際映画祭XR部門にノミネートされたVR映画《周波数》を上映。2階は“大宮エリーの部屋”をイメージした空間が広がり、私的で親密なまなざしが交錯する。

三宿の「CAPSULE」では、襖絵と陶器に焦点をあてる。京都・妙心寺での最後の個展で披露された襖絵を屏風に仕立て直し、六曲一隻と二曲一隻3点を展示。生前、展示を約束していたオーナーとのエピソードが静かに場を包む。

六本木の「小山登美夫ギャラリー」では、2012年の画家デビュー以降、彼女の活動を支えてきたオーナー自らが選出した絵画やドローイングを展示。彼女の創作の成熟と変遷を、洗練されたキュレーションのなかで感じられる空間となっている。

いずれの会場でも展示作品は購入可能であり、またDAIKANYAMA GARAGEでは入手困難となっていた書籍や新作グッズも販売される予定だ。

「職業・大宮エリー」と名乗ってきた彼女が残した軌跡に、今あらためて出会う3つの入り口。会場ごとに異なる表情をたたえた“彼女そのもの”に、そっと会いに行きたくなる。

撮影:諸井純二

大宮エリー公式サイト

大宮エリー 回顧展「生きているということ」
会期:2025年11月21日(金)~11月30日(日)
時間:11:00~19:00(最終入場 18:30)

会場1:DAIKANYAMA GARAGE(代官山)
【生涯作品:絵画・写真・書籍などで軌跡をたどる】
住所:東京都目黒区中目黒1-3-12 アーバンリゾート代官山1-2F
入場料:500円(高校生以下無料)

会場2:CAPSULE(三宿)
【遺作となった襖絵・陶器に気持ちを寄せて】
住所:東京都世田谷区池尻2-7-12 B1F
入場料:無料
公式サイト

会場3:小山登美夫ギャラリー六本木
【ギャラリーオーナー小山登美夫が精選した作品達】
住所:東京都港区六本木6-5-24 complex665 2F
入場料:無料
公式サイト

NEW ARRIVALS

Recommend