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陶芸とテニスが交差する、DAISAKによる異色の個展「テニス(焼き)」が光灯で開催中

Oct 23, 2025
千代田区・神田のギャラリー光灯にて、2025年10月17日(金)から11月2日(日)まで、陶芸家・DAISAKによる個展「テニス(焼き)」が開催。(PHOTO:《UMA Tennis》(2025)陶土16.5×21×21cm/《テニスボール》(2025)陶土6.5×7×7cm/《テニスボール2個セット》(2025)陶土15.5×11×11cm)

陶芸とテニスが交差する、DAISAKによる異色の個展「テニス(焼き)」が光灯で開催中

Oct 23, 2025 - NEWS
千代田区・神田のギャラリー光灯にて、2025年10月17日(金)から11月2日(日)まで、陶芸家・DAISAKによる個展「テニス(焼き)」が開催。(PHOTO:《UMA Tennis》(2025)陶土16.5×21×21cm/《テニスボール》(2025)陶土6.5×7×7cm/《テニスボール2個セット》(2025)陶土15.5×11×11cm)

本展は、作家がこれまで区別してきた「作品」と「商品」の境界を取り払い、食器と立体作品を同じ地平で見せる試みだ。これまでは個展から意図的に外していた食器類をも展示対象とし、日常と創作が交わる場がひらかれる。

DAISAKは、子どもの頃に遊んだ粘土やレゴ、空想の物語から出発し、陶芸に立体やイラストの要素を融合させてきた。ゆるやかなタッチのイラストと組み合わされた、使い勝手の良い食器は国内外に多くのファンを持ち、近年では各地での展示やプロダクト発表も精力的に行っている。

さらに本展では、近年再び熱中している「テニス」をモチーフにした新作も発表される。中高時代から親しんできたテニスを大人になって再開し、試合を通して自身の作風や制作姿勢と通じ合う部分を見出したという。会場では、作家自身が撮影したテニスの映像作品も上映予定。ラリーの音、応援の声とともに、作品と作家の生活が交錯する風景が立ち上がる。

《皿(テニス鳥)》 2025 陶土23.5×23.5×3.5cm

《テニスラケット花瓶》 2025 陶土25×15.5×12cm

《テニスボール2個セット》 2025 陶土15.5×11×11cm

創作と日常、オブジェと器、テニスと陶芸。ジャンルの境界線を越えながら、DAISAKは陶芸に新たな呼吸を吹き込んでいく。

【作家プロフィール】
DAISAK(ダイサク)
1986年京都府生まれ。現在は京丹後市にスタジオを構える。フィギュアや土産物、リサイクルショップの商品など、所在不明なものに惹かれ、陶芸に落とし込んだ作品を制作。使いやすい陶器のプロダクトも発表しており、展覧会活動も多数。主な展示に、2025年「カントリーサイド・リビング・フォーキー」(代官山蔦屋書店)、2024年「NEO FULL SUPPORT BODY」(MARGIN、東京)、2022年「OFFICIAL MY FAVORITE EARTH」(VOU、京都)などがある。
Instagram:@daisak_xxl

【開催情報】
展覧会名:DAISAK「テニス(焼き)」
会期:2025年10月17日(金)〜11月2日(日)
会場:光灯(〒101-0037 東京都千代田区神田西福田町4-5 神田ビル3F
開廊時間:木金 13:00〜19:00、土日 12:00〜18:00
休廊日:月・火・水
観覧料:無料
URL:www.kohtoh-gallery.com
Instagram:@kohtoh_gallery

【作品販売に関するご案内】
・作品は、お一人様一柄につき1点のみ、合計4点まで購入可能。
・食器の取り置き、事前購入は不可。

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