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ナイル・ケティング日本初展示や諏訪敦の個展など、天王洲の6会場で展開する「TENNOZ ART WEEK 2025」が9/11(木)より開催

Aug 5, 2025
寺田倉庫株式会社は、国際アートフェア「Tokyo Gendai」のオフィシャルパートナーとして参画し、その連携企画として「TENNOZ ART WEEK 2025」を2025年9月11日(木)から9月15日(月・祝)まで、東京・天王洲にて開催する。

ナイル・ケティング日本初展示や諏訪敦の個展など、天王洲の6会場で展開する「TENNOZ ART WEEK 2025」が9/11(木)より開催

Aug 5, 2025 - NEWS
寺田倉庫株式会社は、国際アートフェア「Tokyo Gendai」のオフィシャルパートナーとして参画し、その連携企画として「TENNOZ ART WEEK 2025」を2025年9月11日(木)から9月15日(月・祝)まで、東京・天王洲にて開催する。

天王洲一帯の6つの拠点を舞台に、国際的アーティストのナイル・ケティングによる日本初公開のパフォーマティブ・インスタレーション、現代日本のリアリズム絵画を牽引する諏訪敦による約3年ぶりの大規模個展をはじめ、グループ展示やワークショップなど、多彩なプログラムが展開される。

ナイル・ケティングは、都市と空間の関係性を問い直すような新作《Blossoms – fulfilment》を寺田倉庫G3-6Fで発表。「鑑賞すること」そのものの意味を揺さぶる構成となっており、会場から都市空間へと拡張する動的な仕掛けが見どころだ。

ナイル・ケティング
1989年、鎌倉生まれ。映像、音、パフォーマンス、インスタレーションなどを駆使し、空間と人間の関係性を探求する作品を展開。近年は世界各地の展覧会に招聘され、注目を集めている。

WHAT MUSEUMでは、諏訪敦が80点に及ぶ新作や過去作を通して、静物や人物の表現に向き合ってきた軌跡を振り返る。繊細かつ確かな筆致により、「きみはうつくしい」というタイトルが導くまなざしのあり方を観る者に問いかける。

諏訪敦
1967年北海道生まれ。写実的な人物・静物画で知られ、対象の存在感と向き合う姿勢に定評がある。美術教育にも深く関わり、多くの画家に影響を与えている。

また、伝統画材・絵絹に花を描くワークショップ「絵絹に花をえがく」や、約15名のアーティストが「自分らしさ」をテーマに出展する企画展「Seesaws」、伝統技法と現代アートが交錯する三人展「Blurred:交錯する境界」など、多様なアプローチから現代アートの現在地を浮かび上がらせる。


板橋令子(企画展「Seesaws」)
国内外でキュレーションや美術ライティングを手がける。現代社会の複雑さに光を当てるテーマ選定と、作家との丁寧な対話に基づく展示構成に定評がある。

港湾倉庫街の歴史を残しながら、アートによるまちづくりが進行する天王洲。アートの展示・制作・流通の多様な機能が共存するこの街で、日本の現代アートのいまにふれる機会となりそうだ。

TENNOZ ART WEEK 2025
会期:2025年9月11日(木)〜9月15日(月・祝)
会場:寺田倉庫 G3-6Fおよび周辺施設(東京都品川区東品川
公式サイト:https://taw.warehouseofart.org
主催:寺田倉庫株式会社
協力:一般社団法人 天王洲・キャナルサイド活性化協会
後援:品川区

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