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FENDI、7月下旬に新作ハイジュエリー「Eaux d’Artifice(オー ダルティフィス)」を発表、ローマの噴水に着想を得た芸術的コレクション

Jul 15, 2025
<FENDI(フェンディ)>は、2025年7月下旬にパリにて、ジュエリー アーティスティック ディレクターであるデルフィナ・デレトレズ・フェンディによる新作ハイジュエリーコレクション「<Eaux d’Artifice(オー ダルティフィス)>」を発表する。

FENDI、7月下旬に新作ハイジュエリー「Eaux d’Artifice(オー ダルティフィス)」を発表、ローマの噴水に着想を得た芸術的コレクション

Jul 15, 2025 - NEWS
<FENDI(フェンディ)>は、2025年7月下旬にパリにて、ジュエリー アーティスティック ディレクターであるデルフィナ・デレトレズ・フェンディによる新作ハイジュエリーコレクション「<Eaux d’Artifice(オー ダルティフィス)>」を発表する。

このコレクションは、<FENDI>創業100周年を記念し、ブランドのルーツである永遠の都ローマの美と歴史を讃えるもの。ローマの壮大な噴水と水の流れにインスピレーションを受けており、古代の噴水が持つ根源的な魅力を宝石と建築的デザインで表現している。

本コレクションは、3つのユニークなパリュールと3つの重要なカクテルリング、そして唯一無二の周年記念ネックレスで構成されている。いずれのジュエリーも、パリのハイジュエリーアトリエにて製作されたモノクロームの芸術作品であり、卓越した職人技と洗練された美意識が結晶した逸品である。また、ローマ近郊ティボリのヴィッラ・デステの庭園を舞台に、アメリカの前衛的映画監督ケネス・アンガーが1954年に発表した短編映画『Eaux d’Artifice』との対話からもインスピレーションを得ており、水と光が織りなす幻想的な世界観が、ジュエリーのデザインに深みを与えている。

中でも象徴的な作品である「<FENDI オー ダルティフィス>100周年記念ネックレス」は、202.5カラットのクッションカットのファンシーヴィヴィッドイエローダイヤモンドを中心に、バゲットカットとラウンドカットのホワイトダイヤモンドが水の噴射のように取り囲む構造。100個のペアシェイプイエローダイヤモンドがシャワーのようにデコルテを飾り、<FENDI>のクラフツマンシップを凝縮した一作となっている。

さらに、「チェント(Chento)」セットでは、ブルーサファイアとホワイトダイヤモンドを組み合わせたオンブレチェーンが特徴。取り外し可能な“翼”がついたイヤリングや、アシンメトリーのイヤーカフなど、多面的な装いが可能な構造を持つ。

「オバート(Obart)」シリーズでは、22カラット超のサンタマリアアクアマリンが主役。ホワイトダイヤモンドとパライバトルマリンによる“FF”ロゴチェーンが噴水の水の動きを模すようにデザインされている。

そのほかにも、本コレクションには色彩と光の彫刻的なハーモニーを奏でる個性豊かなジュエリーピースが揃う。「フォルトゥナ(Fortuna)」では、クッションカットのルビーがリズミカルに首元を囲むネックレスとイヤーカフが登場し、噴水の水の流れのような繊細な動きを表現している。「アルバ(Alba)」は、燃えるような魅力を放つオレンジトパーズを中心に、ピンクサファイアとオレンジガーネットを巧みに配置し、華やかでダイナミックな印象を与える作品だ。「カルミナ(Carmina)」は、片側にバラ色のピンクスピネルを配したアシンメトリーなデザインが特徴で、見る者の視線を惹きつける仕上がりとなっている。そして「エスペリディ(Esperidi)」は、太陽のように輝くイエローサファイアを中心に、ホワイトとイエローダイヤモンドで囲み、明るさと力強さを兼ね備えた構築的な美しさを体現している。これらの作品は、それぞれが<FENDI>の「FF」ロゴを再解釈しながら、ローマの自然と文化に根差した物語を語りかけてくるような存在感を放っている。

それぞれのピースが、色彩と光の彫刻的な調和を持ち、<FENDI>の「FF」ロゴを再解釈している。ローマという都市とそこに息づく水の美をジュエリーで昇華したコレクションは、ジュエリーの新たな境地を切り拓く意欲作だといえる。

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