STILL BY HANDとBarbourのコラボによる特別なTRANSPORTが、 STYLE DEPARTMENTとURBAN RESEARCH Doors各店にて11/3(金)より発売
今回のコラボで製作したのはショート丈ブルゾンである「トランスポート(TRANSPORT)」。トランスポートとはその名から想像できるように、トランスポーター(運送業者)のためのジャケット。
【価格】¥53,900 (税込) 、【サイズ】36 / 38 / 40 、【カラー】SAGE / NAVY / BLAC
1990~2000年までの10年間でのみ展開されていたモデルで、代表的なモデルであるビデイルよりは短く、スペイよりは長い丈はトラックの乗り降りがある運送業者に運転中にもたつかないちょうど良い丈感。当時のものはバブアーの代名詞ともいえるオイルドコットンを使用しており雨風を凌げ、襟元のコーデュロイやチンストラップなどで防寒性を確保するなどバブアーの特徴的なデザインは各所に見られる。今回のコラボではそうしたバブアーらしさを踏襲しつつ、現代のトランスポートを再解釈したデザインに仕上がっている。
まず注目すべき点は通常のモデルにはない収納力の高さ。インラインは前身左右にポケットが2つ、フロントの見返しにファスナーのポケットが1つというデザインですが、これにさらに5つのポケットを内側に配することで収納力を格段に拡張。元来トラック運転手など運送業者用のジャケットですが、現在ではそういった専門性を超えファッションアイテムとして受け入れられている点を鑑み、トランスポート=移動者が求めるアウター、と再解釈することで辿り着いたデザインとなっている。アイディアの発端はデザイナー柳氏がパリ出展を検討していた時期のこと。今後規制の緩和に伴い、海外からだけでなく日本からも自由に国を跨いで移動する時期になることを思い、この形で作製することに決定。
デザインにおいてはバブアーの代名詞的なオイルドクロスは使用せず、上質で毛羽の少ないコンパクト糸を縦横両方に使い、限界まで打ち込んだコットンギャバジンに変更。さらに撥水加工を施すことでオイルドクロスの風合いと撥水という機能を損なわずに、ジャケット自体を軽量化させています。オイルドクロスに比べ軽い素材になったことで、裏地上部のチェック生地にインサレーションをキルティング、重量化を避けながら保温性を向上させている。
今回のコラボレーションはスティル バイ ハンドの直営店スタイルデパートメントと、ブランド設立20周年を迎えるアーバンリサーチドアーズ各店でのみ取り扱い。カラーはセージ、ネイビー、ブラックの3色展開です。高い収納力と優れた保温性で、まさに移動者が求める機能を備えたトランスポートが実現している。
■ 問い合わせ
ブランド名:STILL BY HAND(スティル バイ ハンド)
問合先:STYLE DEPARTMENT(スタイルデパートメント)
☎︎03-5784-5430