『BLACK FRIDAY: ブラックフライデーは買わずに、借りよう』
WE THINK AND ACT IN CYCLES（循環を考え、行動する）がFREITAGに根付いて30年が経った。企業理念と、ブラックフライデーの過剰な割引は相容れない。そこで過剰消費の象徴であるこの日、チューリッヒに本拠地を置くFREITAGは、オンラインストアだけでなく、初めて実店舗もクローズする。ブラックフライデーの間、バッグ愛好家はFREITAGのストアでバッグを購入することはでないが、無料でバッグを借りることができる。
FREITAGは今回も、ブラックフライデーにおける大量消費に「NO」を出し、「持続可能な経済」を目指す。行き過ぎた割引戦争であるこの日は、FREITAGの資源を大切に使うという価値観とは相容れない。そこで、FREITAGはブラックフライデーにオンラインストアをクローズし、初めてチューリッヒ、ミラノ、東京の実店舗でも24時間バッグを一切販売しないことにしたのである。

当日はFREITAGは一時的な貸し出しステーションに変わる。ブラックフライデーにバッグを買うことはできないが、13時から18時の間の来店で最大2週間無料で借りることができる。FREITAGはこれによって、 未来の資源を節約し、耐久性のある製品だけでなく、循環する消費形態も重要であることを示したいと考えている。「買わずに、借りる。所有するよりも利用する」 この立場を取っているのはFREITAGだけではない。今年もFREITAGは志を同じくする他のブランドと手を組み、ブラックフライデーに「NO」サインを、より意識的な消費に「YES」と声を上げる。