市川孝典 個展「FLEETING DAYS」、NONLECTURE book/artsで10/7(水)より開催
市川は、線香の微かな火によって紙を焦がし、穴や焼け跡を重ねて仕立てる「Scorch Paintings(線香画)」の技法を用いて制作。記憶を「保存された過去」ではなく、思い出すたびに失われ変化していくものとして捉え、幼少期に見た森や古城、時計、蝶、枯れた花など、言葉になる以前に身体に残った風景や感覚を起点に、時間とともに輪郭を失い変容していく記憶のあり方を見つめる。
本展では新作7点を展示するほか、これまでの作品をまとめた2種類の通常版作品集、展示期間中のみ限定受注する特装版作品集、線香画のフォントをモチーフに<DRESSSEN(ドレスセン)>が制作したTシャツなどを会場限定で販売する。
作品一例

enough, yet still missing,2026,burnt paper,47.5cm x40.5cm©︎Kosuke Ichikawa/Soni.&Co. All Right Reserved.
商品情報

商品名:Tシャツ
価格:各8,800円(税込)
カラー:白/黒
サイズ:M/L/XL/XXL
仕様:2種類、線香画のフォントをモチーフにDRESSSENが制作

商品名:特装版作品集
価格:450,000円(税込)
内容:通常版の作品集2種/オリジナル作品/額として飾れるアクリルケース/非売品ポスター
販売方法:展示期間中の限定受注
発行:Soni.&Co.


商品名:通常版作品集 2種
価格:各1,650円(税込)
仕様:ブラインドボックス仕様/H.12cm×W.9cm/蛇腹製本/20P+差込1枚/封筒入り
ISBN:978-4-9910751-2-4
ISBN:978-4-9910751-3-1
発行:Soni.&Co.
アーティストステートメント
「思い出す回数が増えるほど記憶は薄まっていく」
ヨーロッパで森を分け行った先で探し出した古城に、
忍び込んで寝泊まりを繰り返した少年の頃
子供の頃にみていたであろう標本箱の蝶
祖父のコレクションの時計を分解した幼少期
母がつくったドライフラワー
それは目の端の方で、意識の外でみていた光景
忘れてしまうことも思い出せないような情景
その瞬間には気づけない多くの感情の揺らぎが詰まっていた
記憶が壊れる瞬間、レコード盤に針を落としたように私の作品は立ち上がる
支持体である紙を焦がして壊す
それは不安を消し去る作業だった
繰り返し、繰り返し
不安が安心に変わり
安心が不安になる
壊れてしまう私の記憶の断片が、鑑賞者の記憶に刻まれることが何よりの安心になる
市川孝典
市川孝典(いちかわ こうすけ)
主に紙を素材とし、メディウムとイメージ、実験的な技法を駆使して、記憶の脆さと儚さを浮き彫りにする。13歳のときにニューヨークへ移住し、アメリカやヨーロッパを旅してさまざまな建築、音楽、美術に出会ったことが、アーティスト・画家として独立するきっかけとなった。帰国後も素材の研究と実験を続け、線香で和紙を焦がしてイメージを描く「Scorch Paintings」シリーズを発表。ソーシャルメディアの画像を模した「Scrape Works」シリーズでは、絵の具を使い、レイヤー/スクレイピングのプロセスを用いることで、抽象的で掴みどころのない記憶の本質を素材を通して表現する方法を探求し続けている。
Instagram:@kosukeichikawa
個展情報
個展名:FLEETING DAYS
会期:2026年10月7日(水)〜10月17日(土)
開催時間:12:00〜21:00
休業日:会期中無休
会場:NONLECTURE book/arts
住所:東京都渋谷区宇田川町16-9 渋谷ZEROGATE B1
主催:NONLECTURE book/arts
共催・協力:Soni.&Co.
Opening reception:2026年10月7日(水)19:00〜21:00
Instagram:@nonlecture_books_arts
次回展示情報
会場:誠光社
期間:2027年3月16日〜31日
開催時間:10:00〜20:00
休業日:無休
住所:〒602-0871 京都市上京区中町通丸太町上ル俵屋町437
Tel/fax:075-708-8340
ウェブサイト:https://www.seikosha-books.com

