「Tokyo Gendai」9/12(金)から横浜で開催、アートの最前線がここに集う
第3回目となる今回の「Tokyo Gendai」は、開催時期を芸術の秋である9月に移し、これまで以上に国内外の文化的エネルギーが交差するフェアとして注目を集めている。SMBCグループをはじめとする多様なパートナーの協力を得て、世界の主要アートフェアと肩を並べる存在としてその地位を確立しつつある。

Tokyo Gendai, 2024
注目の新プログラムとしては、国内外のキュレーターとの交流を促す「キュレーターシンポジウム」が創設されるほか、新進アーティストを支援する「Hana Artist Award」も新設。この賞は、「Hana ‘Flower’」セクターに参加する若手〜中堅アーティストを対象に、約150万(10,000USドル)の賞金とともに表彰される。
また、工芸的な手法を取り入れた女性作家による表現を紹介する「Tsubomi ‘Flower Bud’」、大規模インスタレーションを展開する「Sato ‘Meadow’」、日本の文化財団の取り組みを紹介する「Ne ‘Root’」など、多様なテーマと切り口が揃う。
特に「Sato ‘Meadow’」では、フランスのBernar Venetによるパフォーマンスや、桑田卓郎とDan McCarthyの共演、大竹利絵子の木彫作品、Carl Krullによるライブペインティングなど、11ギャラリーによる現地制作型の作品が会場を彩る。
恒例のトークプログラム「Art Talks」も全8セッションを開催。千住博×佐藤卓による「日本美術十選」や、蜷川実花と脳科学者・中野信子によるセッション、アジア各国のアートフェアディレクターによる鼎談など、多彩な顔ぶれが揃う。
会期期間中、東京・天王洲の寺田倉庫では「TENNOZ ART WEEK 2025」が開催され、ナイル・ケティングによる新作インスタレーションやTERRADA ART COMPLEXによる企画展など、都市型アートの熱気が高まる場となる。
招待客向けには、ベネッセアートサイト直島や「あいち2025」などを巡る全国規模のプログラムも用意され、Tokyo Gendaiは都市を越えて広がりを見せている。
新たな出会いと視点をもたらす「Tokyo Gendai」。横浜で、世界の「今」に触れる3日間が始まる。

Hiroshi Senju, Waterfall on Colors, 2025, Pigments on Japanese mulberry paper mounted on board, 130 x 194cm, Courtesy of Sundaram Tagore Gallery

Joël Andrianomearisoa, LES PRÉMICES D’UNE MÉLANCOLIE INFINIE VII, 2022, 260 x 180cm, Textile, Courtesy of STANDING PINE

Joel Tomlin, Haerfest, 2024, Wood, tempera and beeswax, 30 x 30 x 29cm, Courtesy of the Artist and Ingleby, Edinburgh

Rirkrit Tiravanija, untitled 2019 (5easy pieces) (from the offering series), 2019, courtesy of the artist and Gallery Side 2

Tomona Matsukawa, I Can_t Help Thinking About It But Still, 2025, courtesy of the artist and Ceysson & Benetiere

Yoshiki Muramatsu, SAMOLOS, 2024. © Yoshiki Muramatsu. Courtesy of NANZUKA
【開催情報】
展覧会名:「Tokyo Gendai」
会期:2025年9月12日(金)〜14日(日)
会場:パシフィコ横浜 展示ホール C/D
一般公開時間:
・9/12(金)〜9/13(土)11:00 〜 18:00(最終入場 17:30)
・9/14(日)11:00 〜 17:00(最終入場 16:30)
ヴェルニサージュ(特別内覧会):9月11日(木)17:00〜20:00
チケット料金:
・一般:前売 3,850円/通常 4,500円
・学生・障がいのある方:前売 2,250円/通常 2,700円
※学生証または障害者手帳の提示が必要。12歳以下は入場無料。
・ヴェルニサージュ:前売 7,500円/通常 8,000円
※ヴェルニサージュと9/12(金)終日ご入場可能。
※チケット料金の詳細はこちら
公式サイト:https://tokyogendai.com/ja/
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