QUI

NEWS

東京国立博物館 表慶館にて「カルティエと日本 半世紀のあゆみ 『結 MUSUBI』展 ― 美と芸術をめぐる対話」を開催

Jun 13, 2024
東京国立博物館と<Cartier(カルティエ)>は、2024年6月12日(水)から7月28日(日)まで、東京国立博物館 表慶館にて「カルティエと日本 半世紀のあゆみ 『結 MUSUBI』展 ― 美と芸術をめぐる対話」を開催。

東京国立博物館 表慶館にて「カルティエと日本 半世紀のあゆみ 『結 MUSUBI』展 ― 美と芸術をめぐる対話」を開催

Jun 13, 2024 - NEWS
東京国立博物館と<Cartier(カルティエ)>は、2024年6月12日(水)から7月28日(日)まで、東京国立博物館 表慶館にて「カルティエと日本 半世紀のあゆみ 『結 MUSUBI』展 ― 美と芸術をめぐる対話」を開催。

<Cartier(カルティエ)>が日本に最初のブティックを開いてから50年を記念し開催する本展では、左右対称の構造をなす表慶館を舞台に、メゾンと日本を結ぶさまざまなストーリーを通して、<Cartier>と日本、そしてカルティエ現代美術財団と日本のアーティストという2つの絆を紐解く。
<Cartier>と日本、芸術と美へのオマージュ美へのまなざしを共有する日本とカルティエは、これまで1世紀半にわたってさまざまな物語を紡いできた。表慶館右側に位置する本展の第一部では、「カルティエ コレクション」(メゾンのヘリテージコレクション、1983 年創設)の作品やアーカイヴ資料、現代アーティストの作品、そして個人的なエピソードなど、170点を超える展示品を通して、この長きにわたる対話に光を当てていく。日本におけるカルティエの最初のブティックが東京・原宿のパレ・フランスにオープンしたのは 1974年だが、<Cartier>と日本文化との対話の始まりはそれよりさらに 1世紀近く前にさかのぼる。

1898年に父とともにメゾンの事業経営に参画したルイ・カルティエの時代から、最新の作品に至るまで、カルティエのクリエイションにおける日本からのインスピレーションの重要性が示されるほか、1988年以降に日本で開催されてきたカルティエの展覧会を振り返りながら、当時展示された「カルティエ コレクション」の作品の中から、最も貴重かつ象徴的なピースを選び、再び紹介。

そして最後の展示室では、これまで半世紀にわたり、常に変化を続ける日本の歴史をともに歩み、自らの価値観に忠実でありながら時代の精神を捉え、建築、デザイン、現代アートとの定期的な対話を通じて、生き生きとした日本の創造性に触れながら、その好奇心を研ぎ澄ませてきたカルティエの軌跡を紹介する。

カルティエ現代美術財団と日本人アーティスト、尽きることのない対話カルティエと日本との関係を探るには、1984 年に設立されたカルティエ現代美術財団と日本人アーティストとの密接な関係を抜きにしては語れない。カルティエ財団は、創設以来、日本人アーティストの発掘や再発見のパイオニアとして新しい道を開拓し、探求する自由を彼らに提供しながら、ヨーロッパの観客に作品を紹介してきた。また、カルティエ財団はこれまで何度も、日本の機関と密接に協力し、カルティエ財団が所蔵するアーティストの作品や、日本や世界で活躍するアーティストの作品を紹介する展覧会や個展を開催している。「結 MUSUBI」展では、絵画、写真、建築、デザイン、あるいは映像など、さまざまなジャンルのクリエイションを結びつけるカルティエ財団のユニークな才覚を、120 点を超える財団所蔵作品、あるいは本展のためにアーティストやギャラリーから借用した作品を通して、万華鏡のようなビジョンで表現。

展覧会から出版まで、またコミッション(委託制作)からコレクションの購入に至るまで、カルティエ財団は日本のアーティストたちとの真のコミュニティを築き上げ、現在も対話を続けている。こうした創造的対話は、日本のアートシーンを代表する国内外 16 人のアーティストの作品を通して展開。

アーティスト(五十音順)
荒木経惟、石上純也、ウィリアム・エグルストン、川内倫子、北野武、ジャン=ミシェル・アルベロラ、
杉本博司、束芋、中川幸夫、宮島達男、松井えり菜、村上隆、三宅一生、森村泰昌、森山大道、横尾忠則
© Cartier

カルティエと日本 半世紀のあゆみ 『結 MUSUBI』展 ― 美と芸術をめぐる対話
会期:2024年6月12日(水)–7月28日(日)
休館日:毎週月曜日、7月16日(火) *7月15日(月・祝)は開館
開館時間:9時30分–17時、金・土曜日は19時00分まで (入館は閉館の 30 分前まで)
会場:東京国立博物館 表慶館
〒110-8712 東京都台東区上野公園 13-9
主催:東京国立博物館、カルティエ
特別協力:カルティエ現代美術財団
後援:在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ日 本
会場デザイン&構成:スタジオ アドリアン ガルデール
観覧料:一般 1,500 円、大学生 1,200 円
*高校生以下、障がい者とその介護者 1 名は無料。入館の際に学生証、障がい者手帳等をご提示くださ
い。
*当日に限り総合文化展もご覧になれます。
*東京国立博物館で開催中の特別展については別途観覧料が必要になります。
お問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル)
展覧会詳細は こちらから

NEW ARRIVALS

Recommend