AHLEMが日本初の旗艦店を南青山にオープン、イサム・ノグチと杉本博司に着想を得た静謐な空間
Oct 15, 2026 - NEWS
空間の着想源となったのは、彫刻家イサム・ノグチの抽象的な造形と、建築家・写真家の杉本博司が探求する時間性。ノグチのドローイングから導き出された、細長く優美な曲線が空間全体に取り入れられ、これまでの店舗で採用されてきた幾何学的なデザインとは異なる表情を生み出している。また、杉本が手がけた直島の「Glass Tea House Mondrian」や小田原の江之浦測候所からも着想を得て、都市の喧騒から切り離されたような静けさと、彫刻的な存在感を備えた空間を構築した。
店内には、曲線を描くギャラリーウォールや、コレクションを展示する特注の什器を配置。奥には、着物に用いられる白い絹の反物を使用した可動式のテキスタイルドアで仕切られたプライベートルームを設けた。柔らかな光を通すその仕切りは、伝統的な障子の透過性を現代的に再解釈したもの。コンクリートやメタル、ウォールナット、日本のウールや絹といった異なる素材が調和し、ブランドの普遍的なデザイン言語に東京ならではの表情を加えている。
2014年にデザイナーのAhlem Manai-Platt(アーレム・マナイ=プラット)が設立した<AHLEM>は、フランスでハンドメイドされるアイウェアを展開。伝統的なクラフツマンシップと厳選された素材、アートやカルチャーへの関心を背景に、流行に左右されないデザインを追求している。今回の旗艦店は、日本文化への深い関心を持つ創業者にとっても、長年の構想を実現する節目となる。
店舗情報
AHLEM TOKYO
住所:東京都港区南青山6-7-1
Tag



