audio-technica、光と音が空間を彩るターンテーブルHotaruを12/4（木）より一般販売開始

Dec 5, 2025 - NEWS

＜audio-technica（オーディオテクニカ）＞は、2025年のミラノデザインウィークで初披露されたオールインワン型フローティングターンテーブル「Hotaru」を、12月4日（木）より日本国内にて一般販売開始する。これまで特設サイトでの限定先行受付をしてきたが、いよいよ公式オンラインストアにて正式な販売が始まった。

「Hotaru」は2025年、世界最大級のデザインイベントであるミラノデザインウィークで初披露され、世界的デザイン賞「A’ Design Award」において最高峰のプラチナ賞を受賞した。さらに米国ニューヨークでは、「Hotaru」がもたらす音と光の体験を「茶道」のコンセプトと融合させた没入型サウンドインスタレーション「Garden of Temporal Traces」を開催し、大きな注目を集めた。

＜audio-technica＞は、アナログの新たな可能性を追求するため、2022年の創業60周年を機にブランドメッセージ「もっと、アナログになっていく。」を掲げ、新しいアナログ体験を創出するプログラムとして「analog 〜 naturally」を2025年3月に始動した。音楽と光が融合した、空間に彩りをもたらすターンテーブル「Hotaru」はその一環として開発されたものだ。

多彩なLEDとスピーカーが一体となった、世界でも類を見ないオールインワンモデルのターンテーブルで、磁気反発による浮遊構造を採用することで、スピーカーや外部からの振動が再生音に与える影響を抑え、繊細な音のニュアンスまで忠実に再現する。

さらに、筐体内部の設計を工夫し、限られたサイズの中で最大限のスピーカー容量を確保することで、煌びやかな中高音域と深みのある低音域を両立し、力強いサウンドを実現している。レコードに針を置いた瞬間に広がる、音と光が織りなす幻想的な空間。浮遊するレコードと揺らめくライティングが、音楽と戯れるような特別な時間を演出し、ただ一度きりの情景を描き出す。

創業以来、アナログの温かみと人の感性に響く音を大切にしてきた＜audio-technica＞は、「Hotaru」にその理念を込めた。製品名には、日本文化に根ざした蛍の儚く美しい輝きへの想いが込められている。蛍が瞬く奇跡的な情景と、音楽に向き合う一瞬一瞬を重ね、音との特別な時間を紡ぐアナログ体験を、ぜひ体感いただきたい。

特徴1：音と光がシンクロするライティングシステム

再生されるレコードと、20種類のカラーパレットから生まれる光が反応し、調和する。それぞれの光を単色で楽しめる「ベーシックモード」、滑らかに光が移ろう「グラデーションモード」、音の波を光として捉える「リンクモード」の3種類の点灯モードを搭載。ダイナミックな高揚感から柔らかなムードまで、この一台で自在に空間を彩り、視覚と聴覚で音楽に没入する体験を提供する。

特徴2：アナログオーディオブランドのサウンド表現力

ターンテーブルには、ライティングの美しさを際立たせる精巧に加工されたアクリル素材を採用。スピーカーを内蔵した高品質なアルミニウム製ボディと、真鍮製のフットによって、重厚で洗練された質感を備えつつ、サウンドの輪郭をよりクリアに、ダイナミックに描き出す。

特徴3：美しいデザインと機能美の融合

宙に浮かぶようにデザインされたターンテーブルは、圧倒的な存在感を放ちながらも、空間に溶け込み、彩りと調和を生み出す。その創造的なシェイプは、音と光を一体化させ、空間全体を包み込むことで、感性に鮮烈な刺激をもたらす。
また、軽量かつ高剛性のカーボンファイバー素材を使用したストレート型トーンアームにより、レコードの溝をスムーズかつ正確にトレース。さらにベルトが露出しないサブプラッター方式は、モーター振動の影響を最小限に抑えつつ、音響性能とデザイン性を高次元で両立するドライブメソッドだ。これらが浮遊構造と融合することで、細部にまで研ぎ澄まされたオーディオ体験を実現した。

特徴4：感動的なアナログ体験を演出するパッケージ

パッケージも、アナログの魅力を存分に引き出す演出が施されている。白亜の石の中から「Hotaru」を掘り起こす、未来につながるアナログの価値を発見する体験をパッケージ全体で表現している。
また、環境に配慮した再生素材をパッケージ素材に採用。さらに配送時の傷から守るため、京都の伝統を受け継ぐ風呂敷で製品本体を包んでいる。捨てるのではなく、手元に残しておきたくなるような世界観のパッケージデザインが、プロダクト同様に、心あるものづくりとサステナビリティを体現する。

東京都内でお披露目イベントを開催

＜audio-technica＞は「Hotaru」の発売を記念したお披露目イベントを12月4日（木）東京都内で開催した。場所は日本橋兜町にあるHOTEL K5。1923年に建てられた、銀行の別館をフルリノベーションしたホテルだ。重厚な外観の銀行建築の中の、どこか和の雰囲気も感じるモダンでスタイリッシュな一室を、「Hotaru」が音と光で色鮮やかに包み込み、訪れたゲストは極上のアナログ体験に酔いしれる一夜となった。