KIKO KOSTADINOV、レイクランド・テリアが導く最新コレクション「DANTE」発売、11/15(土)より直営店にて展開
本コレクションは、ブランドのスタジオにてメンズとウィメンズの両ラインを初めて同時に発表する形でお披露目され、同時にロンドンのフラッグシップストアもオープン。田園風景を少し距離を置いて眺めるような“牧歌的幻想”の世界観の中に、<KIKO KOSTADINOV>らしい再構築されたフォルムと実験的なディテールが随所に光る。

メンズウェアは、ラグビートップスやノースリーブカーディガン、ネイビーのカシミヤ・ラグランコート、グレーのワイドウェールコーデュロイブルゾン、さらにマスタードギンガムやグレーヘリンボーンを用いた日本製のツイードスーツなど、英国の伝統的なアウトドアテーラリングにインスパイアされたアイテムで構成されている。また、ヘビーウェイトの日本製ジャージー素材による“ドッグウォーカーユニフォーム”と呼ばれるルックなど、犬との生活に寄り添うデザインも登場し、クラシックとユーモアが絶妙に融合している。

ウィメンズウェアは、ローラ&ディアナ・ファニングの手による英国的フォーマリズムの再解釈が際立つ。レザーパッチ付きのライディングスーツ、ボタンでパネル調整が可能なロングシャツ、プリーツネックのカシミヤジャカードインターシャニット、ロールネックセーターやクロップドニットパンツなど、多彩なアイテムが揃う。中でも、アシンメトリートップスや、ヘビーツイードと極細ウール素材を組み合わせたダブルウールスリップドレスなど、ブリティッシュ・プレッピーとDIY精神が交差する造形は、自由で軽やかな強さを感じさせる仕上がりとなっている。

また、コレクション全体には、レイクランド・テリアの品種基準書から引用された数々のモチーフやディテールが取り入れられており、エンブレムプリント、クレスト、インターシャニット、シルクリニング、パッチ、ブローチ、ボタン、ラベル、ピンなど、随所に犬の要素が散りばめられている。加えて、ドッグコート風モヘアカーディガンやブランケットスカーフ、毛並みを思わせるプリントパテントレザー、レザーピークのDANTEベースボールキャップ、ファー調のニットライディングハット、クロシェバッグ、そしてアメリカ製サドルレザーを使用したドッグリードベルトなど、遊び心に富んだアクセサリーもラインナップされる。

さらに、2026年2月に発売予定の<Dr. Martens(ドクターマーチン)>とのコラボレーションシューズも本ショーで初披露された。ウィメンズでは、再生レザーを使用したグリーンスエードとパテントレザーの1アイレットシューズが、メンズではブラックレザーベルクロワークシューズが展開される予定である。
本コレクションは2025年11月15日(土)より、KIKO KOSTADINOV TOKYOを含む全国の直営店にて発売が開始される。