G-STAR のアートプラットフォームとプロダクト・デザイナー岩元航大がコラボレーション
19世紀に日本からオランダへ渡った和紙の多くは、陶器や和食器の包装材として使われていた。その和紙に描かれた浮世絵の組成や配色は、それまでのオランダ人には馴染みのないもので、フィンセント・ファン・ゴッホなどの西洋画家たちの作品のインスピレーション源となっている。
岩元航大が G-STAR のために制作した照明オブジェ「UNERI(うねり)」は、和紙が秘めるユニークな物語を称えるもの。福井県で越前和紙を作る五十嵐製紙にて、和紙に廃棄デニムを練り込んで作られたこのオブジェの名前は、デニムの繊維が液状の和紙に混ざったときの様子が、波のうねりを想起させることに由来する。 この照明オブジェは障子からインスパイアされているが、障子は円形の木組み、格子状の枠、和紙で作られる日本の伝統的な扉。モダンな解釈により、伝統的なクラフツマンシップと現代的なデザインが融合されている。
また、「The Art of RAW」と岩元航大とのコラボレーション作品は、2024年7月より、G-STARオランダ本社エントランスに展示される。
About G-STAR
G-STAR(1989年創業)は、デニムを異なる視点で見ている。生地ではなく、アートを表現するものとして。限界を越えるための飽くなき探求、その裏にあるのは「デニムのアート」という哲学。クラフツマンシップやデニムへのアプローチにインスピレーションを与え、絶えず新たなレベルへと引き上げ、私たち全員にアーティストのような考え方を促している。クリエイティブであること、本物であること、自らの道を貫くこと。アートと文化の世界によって、G-STAR はファッションの分野にとどまらず、さらなる領域へと進んでいくだろう。G-STAR が独自の地位を築いたデニムの世界に、限界はなく、デニムは人と地球をリスペクトし、前進していくための力となる。
G-STAR はファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)、 マーク・ニューソン(Marc Newson)、スティーブン・ジョーンズ(Stephen Jones)、マーティン・バース(Maarten Baas)、カーラ・デルヴィーニュ(Cara Delevingne)、アントン・コービン(Anton Corbijn)、レム・コールハース(Rem Koolhaas)、バーナ・ボーイ(Burna Boy)といった本物の才能たちと数十年にわたって仕事をしてきた。アメリカ、ヨーロッパ、日本、南アフリカを中心に世界で展開する、プレミアムなデニムブランド。
About 岩元航大
神戸芸術工科大学、スイスの ECAL(ローザンヌ州立美術学校)でプロダクトデザインを学び、エル・デコ日本版のヤング・ジャパニーズ・デザイン・タレント賞、メゾン・エ・オブジェのライジング・タレント・アワード 2022 などを受賞している。
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