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POSITIONS — UTAHA (Wednesday Campanella)

Nov 17, 2021 - ART/DESIGN
わたしがわたしを愛せたら、
世界が色を帯びてきた。

わたしと世界をつないだら、
思いもしない場所に立っていた。

夢みたい。

詩羽。
水曜日のカンパネラ、2代目主演・歌唱担当。

 

 

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JNBY(Matsuo International customer servise 0120-29-1951)

 

 

Interview with utaha

詩羽インタビュー

— まず簡単に自己紹介をお願いします。

詩羽といいます。高校を卒業してから1年半ぐらいフリーランスとしてインスタグラムを中心に自己発信の活動をしていて。今年(2021年)の6月に水曜日のカンパネラの2代目主演・歌唱担当のお話をもらって9月に発表となりました。

— わずか3カ月。想像だにしなかった状況になりました。

こんなの誰も想像できなかったです(笑)。加入が決まってからは、ほんとにとんとん拍子でしたね。

— 音楽の経験は?

高校の頃に軽音楽部に入ってギターボーカルを3年間やっていましたが、とくに音楽の道に進みたいという目標があったわけではなく。

— 高校ではどういう音楽を?

みんなが盛り上がる男性ボーカルの邦ロックを。KANA-BOONだったり、WANIMAだったり。メンバーは女の子だけで。

— めちゃくちゃ青春ですね。その後、フリーランスでの自己発信というのは具体的にどのような活動をしていたんですか?

私はもともと自分のことを好きじゃなくなっていた時期もあったんですが、高校を卒業するころには自分のことを認められるようになって。でも世の中には、自分のことを嫌いだったり、自分に自信がなかったりする人が本当に多いんですよね。だから私の何かがだれかの自信に繋がったらいいなと思って、インスタグラムの写真だったり言葉だったりで、「あなたはすごいよ」ということを発信していくようになりました。

— どんなメッセージを伝えようと?

自信を持つというのはすごく難しいことなので、自信を持てと強要することはよくないなと。でも自信を持ってみると案外いいよ、人生が楽しくなるよということを伝えていきたくて。

— 詩羽さんが自分を好きになったきっかけはなんだったのでしょうか?

もともと家庭環境や学生生活でうまくいかないことがたくさんあったんです。それで高一のときに心機一転、髪の毛を刈り上げて、口にピアスをあけて、見た目から尖ってみたら周りの反応も意外と良くて。自分のスタイルを見つけ出してから、どんどん自分のことも好きになっていきました。

— かたちから入ることってネガティブに捉えられることもありますが、やっぱりそれもすごく大事ですよね。

大事だと思いました。

* * *

— 水曜日のカンパネラに加入するまでの経緯について教えてください。

インスタグラムでは動画を作って発信したりもしていたんですが、私の動画を作ってくれた人とDir.Fのもとでインターンをしていた人が知り合いで。その繋がりでDir.Fに私を紹介してくれました。

— 知り合いの知り合い、みたいな。

そう。

— 今回のインタビューはDir.Fも同席していただいていますが、なぜ詩羽さんでいこうと?決め手は?

Dir.F「そもそも会ってみたいと思えるか、そしてもう一回会いたいと思えるかというのがすごい大事で。たとえば「いい曲」というのはあいまですが、もう一回聴きたい曲という曲は、その人にとってはいい曲ですよね。アーティストというかフロントマンに求められるのもそれと一緒。もう一回会いたいなと自分が思えるかどうかというシンプルなところで決めました。」

— 会いたいと思わせる要素ってどういうところにあるのでしょうか?

Dir.F「もうちょっと知ってみたい、もうちょっと行く末を見てみたいという気持ちですかね。この先何かしてくれそうな期待感というか。そういう感覚にしてくれる人は伸びていきそうだなと。それに、色々学んでいきたいっていう気持ちを持っていたり、自分の目標や欲求に貪欲なタイプも重要な要素かなと。」

— なるほど。

Dir.F「アニメの主人公とかでも、ちょっと危なっかしいけどでかい夢を持っててみんなが応援したくなるタイプっているじゃないですか。ルフィみたいな(笑)。水曜日のカンパネラのボーカリストにはそういう人が向いていると思うんです。みんなが力を合わせたくなるような、そしてみんなの期待値を超えていくっていうのが理想のチーム像なのだと思います。なんでも完璧にこなす人や逆に目標がない人は僕たちもサポートのしようがないので。」

— まだ始まったばかりで伸びしろしかないですもんね。

目指すのは上だけです(笑)。

— 水曜日のカンパネラではコムアイさんが多くのものを築いてきましたが、詩羽さんが守りたいところと変えていきたいところは何ですか?

やっぱり水曜日のカンパネラの今までを知っている人、今までを好きでいてくれた人が多くいるので、そのみんなの好きっていう気持ちを守って一緒に楽しめるグループでありたいなという思いがあります。

でも詩羽になった水曜日のカンパネラってこうだよねっていうのを打ち出していかなければとも思うので、まずは曲を出してどんな反応があるのか受け止めて、その上でどんどん新しくなることをやめないでいたいです。

— 新生・水曜日のカンパネラがどう変化し、どこに向かっていくのかすごく楽しみです。

来年はもっといろんなところにライブに行って、今までの水曜日のカンパネラで行ったその先にも私は行きたい。もっと海外にも進出したいなと思っています。

* * *

— いよいよ明日10月27日に(取材日は10月26日)、ニュー・シングル『アリス / バッキンガム』がリリースされます。心境はいかがですか?

いやあ…私の曲が世に出るっていうのが未知なので。まだ想像つかないし、実感もわかないんですけど。こういう環境にいきなり入って、じゃあ曲出しますって、ものすごい経験と努力の日々で……。

今まで聴いてきた人と新しく聴いてくれる人からどのような声があがるのか、楽しみと緊張でドキドキしています。

— 曲を聴いた感想は?

『バッキンガム』は先にできていていたんですけど、今までの水曜日のカンパネラらしさがすごくあって、早口のラップは私に歌えるのかなって心配にもなりました。聴いてくれた人がいつの間にか口ずさんでしまうようになればいいな。

『アリス』はケンモチさんと何回か会っていくなかで「どういう曲にしようか」と一緒に考えさせてもらいました。できあがった曲は水曜日のカンパネラっぽいような、ぽくないような。その絶妙な塩梅で作れるって本当にすごいなって。コロナでいろんなことがあるなかで何気ない日常が一番幸せだよねという気持ちが歌詞に組み込まれているので、ぜひ歌詞も聴いてもらいたいです。

— 『アリス』のMVは水曜日のカンパネラでも多数の作品を手掛けた藤代雄一朗さんが監督し、『バッキンガム』のMVは詩羽さんの知人に依頼したそうですね。

『バッキンガム』は私の知り合いのマイというクリエイターに監督してもらいました。マイは同世代で、音楽(WARS iN CLOSET)をやりながら映像もしているんです。私は水曜日のカンパネラに加入する前から、同世代のまだ咲ききれていないクリエイターたちと一緒に成長していきたいという気持ちがずっとあって。

— 詩羽さんが入ったからこその取り組みで、これからはまた若い世代のファンも増えていくかもしれませんね。

そうなるとうれしいです。

* * *

— 詩羽さんはモデルとしても活躍されていますが、ファッションの魅力ってどういうところにあると思いますか?

武器にもなるし、防具にもなるところかな。見た目ってそんなに大事じゃないと思うときもあるし、でもやっぱり見た目って大事だなとも思うときもあって。かわいい服を着ればそれはもう自信を着ているようなものだし、服って自分に自信を持たせるためにあるものだと思っています。

— どんな服が好きですか?

こういう服が好きっていうのはなくて、その日の気分と予定で決めることが多いです。日によってはゴスロリだったり、パンクロックだったり、セクシーだったり、クールだったり、モードだったりするので。

— 自分がどう振る舞いたいかで決めるんですね。好きなブランドはありますか?

ブランドものを買うことはあまりなく、リサイクルショップや古着屋をまわることが多くて。たまたま出会った洋服を身につけることがほとんどです。

そして買い物すると決めたらガッツリまわります。地元の誰も知らない穴場のお店か、渋谷、原宿、下北、高円寺とか古着がたくさんある街に行くことが多いですね。

— ヘアやメイクで意識しているところは?

自分らしいスタイルでいこうということは意識しています。こういうスタイルも可愛いよねってみんなに思ってもらえたらいいなって。自分が満足できる自分になるにはどうすればいいのか、ひたすら自分と向きあってきて、今やっと身についてきました。

— ファッションに限らず、自分らしいスタイルで大切にしていることはありますか?

自信に繋がることを大切にして、ポジティブで笑顔でいたいので、前向きであることを一番大切にしています。

— 詩羽さんっていつも笑顔でそこがすごく素敵なんですけど、揺り戻しみたいなことってないですか?

もともとよく笑う方なので(笑)。けっこう素直だから、悲しいときはすぐ泣いちゃうし、やりたくないとできないし、そのぶん人一倍、楽しいことが純粋に楽しくて笑ってしまうのかなって思います。

— モデルの活動は今後も?

私、身長が152cmしかないんですけど、モデルって身長が低くてもできるんだよということをフラットに伝えていくためにも続けていきたいなと思っています。

— 音楽とモデルの二本柱ですね。

あと、本当は水曜日のカンパネラとして活動する前に、油絵と写真と言葉を組み合わせた個展を開催しようと考えていて。いったん延期にしたんですけど、落ち着いたタイミングでやりたいなって思っています。

— 絵は昔から描かれているんですか?

小さいころから得意なことといえば絵と歌。ずっと絵を描いてきて、最近は油絵にはまって。

— 写真は?

フィルムカメラがメインで。油絵もそうなんですけど、めんどくさいことや手間のかかることが好きで。お金はかかりますが、フィルムにしか出せない空気感が好きで。ニコンのFM10という、軽くて使いやすい一眼を使っています。

— 言葉はインスタグラムに書かれているようなメッセージ性のあるものを?

そうですね。もともと生活の中で感じた感情をメモしていて、そういう言葉を使って展示をしたいなって。

— 絵も写真も、もちろん言葉も、水曜日のカンパネラの活動にも活かせそうですね。ここ数ヶ月は音楽漬けの日々だと思うのですが、音楽は楽しいですか?

楽しいです!

— 音楽にはどういう力があると感じていますか?

音楽って残るものだし、どんなときでも聴けるものだから。“NO MUSIC, NO LIFE. ”ってほんとにそうだなって。音楽がないとつまらないし、音楽があるだけで楽しくなったり悲しくなったり感情が揺さぶられる。欠かせないものだと思っています。

— これから詩羽さんの歌がみんなの心を揺さぶっていけたらいいですね。

揺さぶっていきたいです!

 

Profile _ 詩羽(うたは)
2021年9月6日、水曜日のカンパネラに2代目主演/歌唱担当として加入。同年10月27日、新体制後初の新曲「アリス/バッキンガム」をリリース。12月8日にWALL&WALLで開催する新体制初の主催リリースパーティー<LET’S PARTY>は一般発売後数分でSOLDOUT。
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  • Model : UTAHA(水曜日のカンパネラ:TSUBASA RECORDS CO.LTD)
  • : SAM(STANFORD)
  • : Makishi Uratsuka(STANFORD)
  • : Kyosuke Morimoto(STANFORD)
  • : Ryosuke Igawa(STANFORD)
  • Photographer : Teruo Horikoshi(TRON)
  • Stylist : Marie Higuchi(TRON)
  • Makeup Artist : Tamayo Yamamoto
  • Hair Stylist : Hirokazu Endo(OTA OFFICE)
  • Casting Director : Shimana
  • Art Director : Kazuaki Hayashi(QUI / STUDIO UNI)
  • Editor : Yusuke Takayama(QUI / STUDIO UNI)

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